(810) ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
【監督】ヘンリー・セリック
【出演】クリス・サランドン(声)、キャサリン・オハラ(声)
【制作】1993年、アメリカ
ハロウィン・タウンの住人の一人、ジャック(クリス・サランドン、市村正親)が、クリスマスに憧れ、町でクリスマスを祝おうとする。彼はサンタクロースを拉致して自分がサンタになろうとするが、ハロウィン・タウンの住人の作ったプレゼントはどれも悪趣味なものばかりで、クリスマス・タウンの人々は恐怖する。自分のしたことの過ちに気付いたジャックは、サンタクロースを解放するのだった。
序盤から、なんとなく趣味の悪いモンスターが登場。最後まで楽しいシーンのないまま終わった。個性的なキャラクターの造形は楽しいが、好き、という類のものでもなかった。ヒロインのサリー(キャサリン・オハラ、土居裕子)も簡単に手足がもげたり、裂けた口を縫っていたり、キモかわいいというには、ちょっとキモさが気になった。それより何より、ストーリーとしての面白さが感じられず、「ストップモーションアニメにしてはよくできてるな」というところを一生懸命探して興味を保とうとしていた。観る側が見所を探すのに精一杯というのは、やはり腑に落ちない。
【5段階評価】2
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