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2012年7月 6日 (金)

(804) 燃えよドラゴン

【監督】ロバート・クローズ
【出演】ブルース・リー、ジョン・サクソン、ジム・ケリー、シー・キエン
【制作】1973年、香港・アメリカ

少林寺の誇りと家族を殺されたことに対する復讐心を胸に、悪の組織と戦うカンフーの達人を描いた作品。ブルース・リーの主演映画で最も有名な作品だろう。

少林寺拳法の達人、リー(ブルース・リー)は、少林寺の教えに背いて悪事に手を染めるハン(シー・キエン)を倒すため、ハンの主催する武術大会に出場することにする。ハンの手下であるオハラ(ボブ・ウォール)は、かつて、リーの妹(姉という説もあり)を襲い、逃げ場を失った彼女は落ちていたガラスの破片で自害していた。そのことを知ったリーは、オハラにも強い復讐の念を抱く。
リーは、ハンの屋敷で悪事の証拠をつかもうと地下工場に忍び込む。何者かが詮索していると知ったハンは、警備を破られるという失態を犯した部下を、見せしめとして腹心のボロ(ヤン・スエ)に殺させる。ハンのやり方に反発したアフロヘアーのウィリアム(ジム・ケリー)は、ハンにけんかを売るが、逆にハンの鋼鉄の拳による攻撃で命を落とす。
同じく大会の出場者だったローパー(ジョン・サクソン)は、麻薬密売に荷担するよう打診されるが、親友のウィリアムを殺したハンに反発し、それを断る。
リーは、再び地下工場に潜入し、本土にモールス信号で連絡するが、ハンに捕らえられる。
翌朝の試合会場で、ハンはローパーにリーと戦うよう命じるが、ローパーはそれを断る。ローパーはボロと対決し、ボロを倒す。会場は、リーとローパーの二人とハンの組織との大乱闘になる。リーはハンを追い、鋼鉄の手を鉄の爪につけかえたハンと死闘を演じる。
鏡の部屋で一時は不利な体制となるリーだったが、幻影を倒すことが相手を倒すことになるという師の教えを思い出し、見事にハンを倒すのだった。

悪の親玉が、最初は主人公に寛容な態度で接するが、次第に余裕をなくし、最後に本性を現すという、非常に典型的な展開を見せる。銃を使えない孤島での戦いという設定もうまく採り入れられている。
冒頭ではサモ・ハン・キンポー、中盤ではジャッキー・チェンやユン・ピョウもちょい役で登場しており、それを探すのも楽しい。
クライマックスの鏡の部屋での戦いは、戦闘自体はどうなっているのかわかりづらいが、映像としては斬新で印象的。本作の一番の名場面と言えるだろう。
ジャーン、ジャジャン、ホァーッ、という、コロッケの沸騰ヤカンネタでも有名な曲は、この映画のテーマ曲である。

【5段階評価】4

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