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2012年6月29日 (金)

(797) GANTZ

【監督】佐藤信介
【出演】二宮和也、松山ケンイチ、夏菜、本郷奏多、吉高由里子
【制作】2011年、日本

奥浩哉原作漫画、「GANTZ」の映画化作品。

地下鉄に轢かれて死んだはずの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)は、謎の部屋に転送される。そこはマンションの一室で、部屋には巨大な黒い球体が鎮座していた。
部屋には二人以外にも何人かの人間が集められており、ねぎ星人をやっつけろという指令を与えられ、深夜の住宅街に転送される。見つけたねぎ星人は小柄で弱そうだったが、そこに大人のねぎ星人が現れ、彼らを殺戮していく。加藤と玄野もなすすべなく殺されそうになるが、そこに西(本郷奏多)が現れ、ねぎ星人を倒す。
次の相手は田中星人で、彼らの中で最も勝手を知っていた西が、星人の猛攻撃を受ける。彼は、100点を取って自分を生き返らせろ、と言い残して息絶える。
次のミッションでは、金剛力士像の姿をしたおこりんぼう星人と戦う。田中星人との激闘で戦いに目覚めた玄野が主導権を握り、二体の星人を倒すが、建物の中にいた千手観音像の姿をしたボス星人に加藤が殺され、加藤に憧れていた女性、岸本(夏菜)も死んでしまう。
絶望感に浸る玄野だったが、大学同級生の小島多恵(吉高由里子)に励まされ、加藤をよみがえらせるため、新たな戦いに挑むのだった。

星人の描写はけっこう原作に忠実で迫力があり、映像面ではよい意味で期待を裏切られた。しかし、ストーリーは若干淡泊な印象。原作に比べれば、エリアから離れただけで頭が爆発したり、訳も分からないままに死んでいく人々の描写の過激さがないあたりが原因かもしれない。
原作は、エログロじゃんと言えばそのはずなのだが、CGを用いた描写の緻密さゆえか、手に取るのをはばかられるほどの悪趣味さはなく、現実と虚構の狭間でうまい位置どりをしているように思える。本作は、そのエログロ感を相当薄味にしつつも、スーツや兵器といった小道具やアクションシーンを手を抜かずに映像化しており、原作ファンの期待に応えていると思う。

【5段階評価】3

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