(777) ロボコップ3
【監督】フレッド・デッカー
【出演】ロバート・バーク、ナンシー・アレン、ジョン・キャッスル、マコ岩松、ブルース・ロック
【制作】1993年、アメリカ
「ロボコップ2」の続編。
オムニ社は、日本企業のカネミツ・コーポレーションに、新都市建設のための住民立ち退きを命じられ、リハッブという武装部隊を使って実力行使に出ていた。ロボコップとなったマーフィ(ロバート・バーク)は、オムニ社のやり方に納得がいかず、命令を無視して行動するようになる。マーフィは相棒のルイス(ナンシー・アレン)とともに、オムニ社に対するレジスタンス組織の味方につくが、ルイスはリハッブの隊長マクダゲット(ジョン・キャッスル)に撃ち殺されてしまう。
カネミツ社長(マコ岩松)は、忍者型のロボット、オートモ(ブルース・ロック)を送り込み、ロボコップを倒そうとするが、マーフィはそれを何とか退ける。最後はレジスタンス組織と警官達が手を組み、リハッブと戦う。レジスタンス側は劣勢となるが、ロケットを装着したロボコップが現れ、形勢は逆転。ロボコップは本社で指揮を執っていたマクダゲットのもとに飛ぶ。そこでは2体のオートモがロボコップに襲いかかるが、レジスタンスの天才少女、ニコ(レミー・ライアン)がオートモを同士討ちさせる。ロボコップは再度、ロケット装置をつけ、ロボコップの修理をしてくれたラザラス博士(ジル・ヘネシー)とニコの2人を助け、マクダゲットはオートモの自爆に巻き込まれて死亡する。街を救ったロボコップのもとに、カネミツ社長が現れる。彼はロボコップに深々とお辞儀をするのだった。
忍者ロボット、オートモが秀逸で、やられ方はけっこうコミカルだったりするのだが、シュワちゃん演じるターミネーター以上にサイボーグっぽくて、こういうロボットほしいな、と思ってしまった。フィギュアぐらいありそうだが、見たことない。最後のカネミツ社長のおじぎも、日本人の礼節を神格化したようで、日本企業をただの悪役にしない、粋な終わり方だった。
ちなみに、オートモの内部モニタ映像に登場するメニューには、「コマンド」、「ロード バイオス」、「バイオス システム チェック」、「ラム チェック」、「バイオカム インターフェイス」、「バラメーター」(おしい)、「メモリー セット」、「システム チェック」といった、けっこうそれらしい項目が並んでいる。倒すときは、「戦闘」、「起動」、「刀」といった命令が選択されていた。
【5段階評価】5
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