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2012年5月18日 (金)

(755) ノルウェイの森

【監督】トラン・アン・ユン
【出演】松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子
【制作】2010年、日本

村上春樹原作小説の映画化作品。若い男女の恋愛をシリアスに描いている。

ワタナベ(松山ケンイチ)は17歳の時、友人にキズキ(高良健吾)を自殺で亡くす。東京の大学に進んだ彼は、キズキの恋人だった直子(菊地凛子)と再会。直子の20歳の誕生日に初めて愛し合う。処女だった彼女に思わず、なんでキズキと寝なかったの、と聞いたことで彼女はふさぎ込んでしまい、精神を病んで京都の山奥の療養施設に入る。
大学で一人、食事をしているワタナベに、緑(水原希子)が興味を持ち、接近してくる。二人は口づけを交わすが、深入りはしなかった。
ワタナベは直子を愛し、彼女のいる施設にも通い、好意を寄せてくる緑とは距離を置いていたが、直子の病状は回復せず、とうとう彼女は自殺してしまう。
直子と施設で同部屋だった女性、レイコ(霧島れいか)が彼の部屋を訪れ、レイコの願いで二人は体を重ねる。レイコを見送ったワタナベは、緑に電話するのだった。

小説自体が、霧に包まれた森林のような、朝露に濡れそぼった草原のような湿った印象のある物語で、本作はそうした質感を、美しい自然景観により、うまく表現していると感じた。
菊地凛子は、「バベル」でも常軌を逸した女性を演じていたが、本作の直子役にも、鬼気迫る迫力があった。
ただ、何となくテーマが重すぎて、観た後に「ああ、面白かった」というような快感はなかった。

【5段階評価】3

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