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2012年4月24日 (火)

(731) 28日後...

【監督】ダニー・ボイル
【出演】キリアン・マーフィー、ナオミ・ハリス
【制作】2002年、イギリス

人の凶暴性が増すウィルス、レイジ・ウィルスの災禍に巻き込まれる人々の戦いを描いた作品。

動物保護団体が、研究施設に捕らえられているサルを解放するが、それらはレイジ・ウィルスに犯されており、あっという間にロンドンは壊滅状態になってしまう。
交通事故で入院中だったメッセンジャーのジム(キリアン・マーフィー)は、無人となった病院で目覚める。彼は、無人の町を放浪し、放置された売店の新聞で、ロンドン市民が大量避難していることを知る。彼はやがて大量の死体の転がった教会に入り込む。誰かいないかと声を上げると、突如、数人の人間が立ち上がり、猛烈な勢いで彼を追い始める。
必死で逃げるジムを、マーク(ノア・ハントレー)とセリーナ(ナオミ・ハリス)が救助。事態を掌握できない彼は、二人に連れられ、自宅に戻るが、年老いた両親は、ベッドの上で心中していた。
その夜、停電した家の中で、ジムがろうそくをつけて思い出に浸っていると、突然、窓ガラスを突き破って感染者が侵入。マークとセリーナは容赦なく感染者を打ちのめす。しかし、マークが感染者の血を傷口に浴びてしまう。それを見たセリーナは問答無用でマークを殺してしまう。
ジムとセリーヌは移動を始め、高層マンションの一室に住む親子と合流。ラジオ放送を頼りに軍のキャンプを目指す。
しかし、父親のフランク(ブレンダン・グリーソン)は、合流地で感染者の死体の血を目に浴び、凶暴化が始まってしまう。セリーナはマークにフランクを殺せと叫ぶが、マークは躊躇。しかしフランクは潜んでいた兵士に射殺される。
ジムとセリーヌ、少女のハンナ(ミーガン・バーンズ)は、軍のキャンプに連れて行かれるが、そこは独裁的な少佐が女達を兵士の慰みものとしようとしていた。反対するジムはキャンプを追い出されるが、必死の思いでキャンプに戻ると、キャンプ内で鎖につながれていた感染者を放ち、その隙にセリーナとハンナを助け出す。彼らは大きな布でヘルプメッセージを作り、無事、偵察機に発見される。

感染者が健常者を襲い、感染が蔓延するという展開は、いわゆるゾンビものの定番の設定だが、本作は、感染者がゾンビのようにフラフラと緩慢に動くのではなく、凶暴性を帯びて猛烈な速度で人間を追いかけ、襲う点に特徴がある。漫画「アイ・アム・ア・ヒーロー」とも少し似ている。
後半は、感染者と正常者との攻防ではなく、主人公と狂気を帯びた兵士という、非感染者同士の戦いに焦点が移り、感染者との戦いに終始しがちな展開に変化を与えている。

【5段階評価】5

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