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2012年4月 9日 (月)

(717) ベンジャミン・バトン 数奇な人生

【監督】デビッド・フィンチャー
【出演】ブラット・ピット、ケイト・ブランシェット
【制作】2008年、アメリカ

第一次大戦の勝利に歓喜する町で、一人の赤ん坊が誕生する。その子の見た目は80歳の老人で、母親は死亡、父親は判断力を失い、子供を抱えて走り出すと、とある家の前に捨ててしまう。
その子を拾い上げた黒人女性、クイニー(タラジ・P・ヘンソン)は、その子にベンジャミンと名付け、育て始める。
ベンジャミンは、年齢は子供なのに、見た目は完全に老人だったが、あるパーティで出会った青い瞳の魅力的な少女、デイジー(エル・ファニング)は、彼の少年の心を見抜き、仲良くなる。
成長とともにベンジャミン(ブラット・ピット)は若返り、デイジー(ケイト・ブランシェット)と見た目が釣り合う。しかし、ベンジャミンは若返っていくのに対して、デイジーに訪れるのは「老い」だった。若い青年のベンジャミンと年老いたデイジーが最後の愛を交わしたのを機に、二人は離ればなれになる。
一人で暮らすデイジーのもとに、少年保護局から電話が入る。認知症を患ったベンジャミンが保護されたのだった。デイジーは彼を引き取り、ともに暮らす。彼はどんどん幼くなっていき、最後は言葉を話さない赤ん坊の姿となり、デイジーの腕の中でその生涯を閉じるのだった。

病院のベッドの上に横たわる年老いたデイジーに、彼女の娘がベンジャミンの日記を読み聞かせ、それが回想シーンとなって物語は進行する。特撮が見事で、顔をCG合成しているそうなのだが、全く映像に特殊メイクのような嘘くささがない。普通なら「どうやって撮ってるんだろう」ということが気になって、話に集中できないなんてことも起こりそうだが、ここまで自然だと全く気にならず、ストーリーに没頭できた。
見た目が完全なな老人の段階だと、顔はブラット・ピットだが、体はおじいさんという状態になっている。こうなるとブラット・ピットは顔の演技しかしていないとも言えるわけで、そのうちアカデミー賞も、主演男優賞・顔部門とか、助演女優賞・下半身部門なんてものができたりするかもしれない・・・いや言い過ぎました。

【5段階評価】3

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