(689) リーサル・ウェポン3
【監督】リチャード・ドナー
【出演】メル・ギブソン、ダニー・グローバー、レネ・ルッソ、スチュアート・ウィルソン
【制作】1992年、アメリカ
「リーサル・ウェポン」第3作。「リーサル・ウェポン2/炎の約束」の続編。
本作で悪役となるのは、押収武器の横流しをする元刑事。横流しされた武器が不良少年らの手に渡り、マータフ(ダニー・グローバー)は銃撃戦の結果、自分の息子の友人である少年を射殺してしまう。横流しした武器の中には、警官が身につける防弾チョッキをも貫通する銃弾、「コップ・キラー(警官殺し)」も含まれていた。
リッグス(メル・ギブソン)は、警察の警察と言われる調査部の女性刑事、コール(レネ・ルッソ)と、最初は反目するものの、徐々に惹かれ合うようになる。
コールは、黒幕のトラビス(スチュアート・ウィルソン)の逮捕に単身で乗り込むが、逆にトラビスに倒されてしまう。リッグスはマータフとともに彼女を救い出し、ブルドーザーでリッグスを襲おうとするトラビスを、ブルドーザーごと、コップ・キラーで撃ち抜き、「エクスコップ・キラー(元警官殺し)だな」とつぶやく。
コールとリッグスが結ばれたことを暗示して映画は終わる。
オープニングは、建物内の駐車場に停められた車に仕掛けられた爆弾をリッグスが無理矢理解除しようとして爆破させてしまうというシーン。エンドロールの後にもまた、リッグスが爆弾の仕掛けられた現場に性懲りもなく向かい、建物の中に入る前に爆発が起き、慌てて逃げるというシーンが用意されている。まあさすがにちょっとリッグスの無謀ぶりには共感しきれないという感じでもあった。
【5段階評価】3
| 固定リンク
コメント