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2012年2月15日 (水)

(686) エイリアン3

【監督】デビッド・フィンチャー
【出演】シガニー・ウィーバー、チャールズ・ダンス
【制作】1992年、アメリカ

エイリアン」シリーズ第3作。

前作「エイリアン2」で生き残ったリプリー(シガニー・ウィーバー)達だったが、宇宙船に謎の事故が発生し、YY染色体異常の犯罪者の収監された労働惑星に落下。リプリー以外の乗船者は死亡していたが、その中にはフェイス・ハガー(カブトガニのような形態で顔に張り付き、卵を産み付けるエイリアン)が潜んでいた。フェイス・ハガーは犬に寄生し、四つ足歩行のエイリアンが誕生する。
性犯罪者が収監され、男ばかりの環境に放り込まれる形となったリプリーだったが、医師を務めるクレメンス(チャールズ・ダンス)と理解を深め合う。しかし、エイリアンは次々と人を襲っては成長を遂げていき、ついにクレメンスも犠牲となる。その場にいたリプリーは絶体絶命となるが、なぜかエイリアンはリプリーを襲わず、そのまま立ち去る。リプリーには、エイリアンの母体が寄生していたのだ。
リプリーは、男達とともに、エイリアンを溶鉱炉に誘い込み、鉛を流し込んで倒すという作戦に打って出る。仲間達が次々と犠牲になるが、囚人のリーダー的存在、ディロン(チャールズ・S・ダットン)が、最後にエイリアンとともに溶鉱炉の底に残り、大量の融解した鉛がエイリアンに降りかかる。エイリアンはすさまじい生命力でその中から飛び出し、リプリーに襲いかかるが、彼女がスプリンクラーを起動させ、溶けた鉛を浴びたエイリアンに水をかけると、急激な凝固作用に伴い、エイリアンは砕け散る。
そこに、ユタニ社の研究者、ビショップ(ランス・ヘンリクセン)が登場。リプリーを連れ帰ろうとするが、リプリーは、会社がエイリアンを生物兵器として利用しようとしていることに気付いており、腹からつきだした幼生とともに、溶鉱炉の中に身を投げる。

惑星の監獄というすさんだ雰囲気が映像化され、閉鎖的な環境で人々が謎のエイリアンに次々と襲われていくという構図は、「惑星からの物体X」とも似ている。
途中、自分の乗っていた宇宙船で起きた事故の内容をフライトレコーダーから読み取るため、リプリーがアンドロイドのビショップの残骸を廃棄物置き場から拾い出し、再起動させるシーンがある。解読した情報を伝えたアンドロイドは、自分の機能を停止するようリプリーに頼み、リプリーは了承する。機能停止の瞬間、アンドロイドは、機械の空気音とも人間のため息ともつかないような断末魔の摩擦音と、痙攣のような動きを残す。アンドロイドという架空の存在が、この作品にリアリティを与えた隠れた名シーンだなぁ、と個人的に気に入っている。

【5段階評価】4

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