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2012年2月 9日 (木)

(682) ホワット・ライズ・ビニース

【監督】ロバート・ゼメキス
【出演】ミシェル・ファイファー、ハリソン・フォード
【制作】2000年、アメリカ

サスペンスの要素を採り入れたホラー作品。

研究者のノーマン(ハリソン・フォード)は、妻のクレア(ミシェル・ファイファー)と仲むつまじく暮らしていたが、クレアは家の中の心霊現象に悩まされるようになる。
クレアは、夫婦げんかの絶えない隣人の妻が夫に殺され、その霊が自分に何かを伝えようとしているのかと考えたが、隣人の妻は健在だった。やがてクレアは、その霊が、ノーマンの教え子のマディソン・エリザベス・フランク(アンバー・バレッタ)であることを突き止める。行方不明の彼女の家を訪れたクレアは、家の横にある湖の底に沈んでいる木箱がマディソンのものであると気づき、その箱を引き上げる。家の中でその箱を調べると、中にはマディソンの遺品が収まっていた。顔を上げると、そこにはノーマンの姿があった。彼はマディソンと不倫の関係となり、マディソンが家に来て自殺を遂げたので、仕方なく車ごと湖に沈めた、と白状する。過去の過ちを許してほしいと懇願するノーマンだったが、クレアは、車を引き上げるようノーマンに指示。ノーマンは警察に電話する。
クレアはノーマンがシャワーを用意しにいたすきに電話機のリダイヤルを確認するが、彼がかけたのは警察ではなく、自動音声案内に話しかけていただけだった。それに気付いた瞬間、クレアの背後からノーマンが襲いかかり、薬品でクレアの自由を奪ってしまう。ノーマンはクレアを抱え、バスタブに横たえると、中に湯をたたえ始めた。
体を動かせないクレアに、ノーマンは、出世の邪魔になったマディソンを同じ方法で殺害したことを語り始める。湯の中に顔が沈みそうになるクレアの首に、何かがかかっているのを認めたノーマンは、クレアを抱き起こし、背中に回ったペンダントのトップを確認する。それはマディソンのペンダントだった。はっとするノーマンが再度クレアを抱き起こすと、その顔はマディソンの死に顔になっていた。驚いて後ろに倒れ込んだノーマンは、洗面台に頭を打ち付け、卒倒する。薬の切れてきたクレアは、足の指を使ってバスタブの栓を抜き、バスタブから這い上がる。ノーマンは階段の下で伸びていた。ノーマンがコードレスホンをズボンのポケットに入れたままとなっていたため、クレアはノーマンの携帯電話と車の鍵をつかむと、車に乗り込む。家から町に向かう橋の上からでないと、電話が通じないのだ。
ところが、車の鍵は自家用車の鍵ではなく、ボートを牽引した車のほうだった。彼女はやむなく車を乗り換えるが、意識を取り戻したノーマンがボートに乗り込んでおり、橋の上でクレアに襲いかかる。クレアは、橋の上に立つマディソンの霊を避けようとしてハンドルを切ると、車はそのまま橋の下の湖に落下してしまう。
車の中に水が浸入し、クレアは外に出ようともがくが、ノーマンが彼女をとらえて放さない。すると、彼らの車の下に沈んでいた別の自動車の中から、マディソンの朽ちた死体が浮かび上がってくる。その死体は、生きていたときのマディソンに姿を変えると、クレアを逃し、ノーマンを水中に引き留め、そのまま水中を漂うのだった。
救出されたクレアが、マディソンの墓参りをするところで映画は終わる。

一般的にはサスペンスに分類されているが、個人的には品のよいホラー作品だと捉えている。ただただ霊が出てきてぎょっとするというだけでなく、その霊がなにものか、という謎を解く形で話が展開していくのは、なかなかよかった。
隣人夫婦が全く事件と関係ない存在だったり、何だろな、というところもあるが、自分は気にならなかった。見るのは何回目かだが、今回のTV放映(午後のロードショー)はちょっとシーンのカットが多すぎたのが残念。

【5段階評価】4

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