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2012年2月 7日 (火)

(680) イベント・ホライゾン

【監督】ポール・アンダーソン
【出演】ローレンス・フィッシュバーン、サム・ニール
【制作】1997年、アメリカ

宇宙船を舞台に起こる惨劇を描いたSFホラー。

ウェラー博士(サム・ニール)の構築した新理論により、時空を越えた航法が可能となったイベント・ホライゾン号が、謎の失踪後、海王星付近に現れる。
ルイス&クラーク号の船長、ミラー(ローレンス・フィッシュバーン)は、ウェラー博士を乗せ、クルーとともに、イベント・ホライゾン号の探索に出る。
イベント・ホライゾン号のクルーは死に絶えているものの、なぜか船全体から生体反応がある。乗組員達は、自分の過去の負の体験の幻影に悩まされるようになる。
イベント・ホライゾン号は、時空を越える航海の結果、地獄の果てで邪悪な存在に乗っ取られてしまい、乗組員達は凄惨な殺し合いをしていたのだった。その存在が、今度はルイス&クラーク号の乗組員と、ウェラー博士に取り憑こうとしていた。
若い乗組員のジャスティン(ジャック・ノーズワージー)は、イベント・ホライゾン号の推進装置に飲み込まれ、廃人と化してしまう。その後、起き上がると、己の中の闇の増幅に耐えられず、宇宙服を着けずに減圧室に入り込み、宇宙空間に飛びだそうとする。船外作業中だったミラーが、何とか彼を抱えて救いだすが、ミラー自身、彼がかつての作戦で見殺しにした部下の幻影に悩まされていた。また、ピーターズ(キャスリーン・クインライン)も事故で両脚を失った息子の幻影に、そしてウェラー博士は自殺した妻の幻影に、それぞれがさいなまれていた。
破損した艦の修復を終えたミラーは、イベント・ホライゾン号から離脱し、この邪悪な船をミサイルで爆破しようとするが、狂気に取り憑かれたウェラー博士が、クルーを惨殺し始める。ミラーは生き残ったクルーを脱出させると、ウェラー博士とともにイベント・ホライゾン号に残り、船の爆破スイッチを押すのだった。

SFというよりはホラーに分類すべき内容で、絶対的な悪の憑依や、自分の過去の負の体験との対峙など、過去のホラー作品で取り上げられてきたテーマが盛り込まれている。映像の所々(無重力空間に浮かぶ缶や液体など)がCGぽかったりする面もあったが、最後のウェラー博士の傷だらけの顔なんかはわりとよくできていた。
最終的に生き残ったスターク(ジョエリー・リチャードソン)が、助けてくれた隊員の顔を見ると、それが傷だらけのウェラー博士で、ふたたび「ギャーッ」とかいう、ホラーのお約束もあったりする。

ローレンス・フィッシュバーンは、「マトリックス」や「理由」などでも好演している。

【5段階評価】3

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