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2012年1月20日 (金)

(672) ザ・インターネット

【監督】アーウィン・ウィンクラー
【出演】サンドラ・ブロック、ジェレミー・ノーザム、デニス・ミラー
【制作】1995年、アメリカ

陰謀に巻き込まれたコンピュータ・エンジニアの女性の戦いを描いた作品。

在宅勤務でコンピュータ・ソフトのデバッグをしているアンジェラ・ベネットは、知人から政府の機密情報にアクセスできるフロッピーディスク(FD)を入手。知人は謎の飛行機事故で死亡する。
予定していた海外旅行に出たアンジェラは、現地でジャック(ジェレミー・ノーザム)という若い男に出会い、親しくなるが、彼はアンジェラの持つFDを狙っていた。夜の海で彼女を殺害しようとするジャックだったが、アンジェラはワインボトルで頭を殴ってジャックを昏倒させ、そのすきにモーター付きゴムボートで脱出する。
しかし、アンジェラが滞在先のホテルに戻ると、すでにチェックアウトしていると言われてしまう。パスポートをなくしていたため、大使館でビザを再発行しようとするが、自分の戸籍情報が違う名前に変更されており、戻った自宅は、中がからっぽで売りに出されていた。何者かがコンピュータに保管されている彼女の個人情報を書き換えているのだ。犯罪履歴まで付与され、警察に追われることになる。
彼女は、数少ない知人である精神科医のアラン(デニス・ミラー)に助けを求める。彼女がかつて通院し、不倫の関係に落ちた相手だ。しかし彼は途中で体調を崩し、入院先で何者かに投与すべき薬をすり替えられ、命を落とす。
ジャックはコンピュータ会社の社長とともに、セキュリティに穴のある「ゲートキーパー」という名のセキュリティシステムを政府に導入させ、政府の情報を自由に改ざんすることを狙っていた。FDはその証拠となるものだった。アンジェラはコンピュータの見本市会場に入り込むと、FBIにそのファイルをメールで送信し、彼らの野望を阻止。アンジェラはジャックに追われ、建物の屋上に逃げ込む。最後はジャックを消火器で殴りつけ、ジャックは転落死する。

モデムでネットに接続するなど、技術的には多少古めかしいが、全ての情報がコンピュータで管理された社会の危なさは、現在にも通用するテーマである。本人になりすまして別人が会社で働くとか、ちょっと無理のある展開もあるものの、自分を証明する手段をたたれた絶望的な状態から這い上がっていくさまは、面白く描かれていた。

【5段階評価】3

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