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2012年1月13日 (金)

(665) ゾディアック

【監督】デビッド・フィンチャー
【出演】ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.、ジョン・キャロル・リンチ
【制作】2007年、アメリカ

アメリカでは有名な未解決連続殺人事件を扱った作品。

1968年。人気のないところに車を止めた男女が、何者かに問答無用に銃を乱射されて殺されるという事件が起きる。女性は死亡するが、男性は助かる。犯人が警察に自ら通報する劇場型殺人で、ほどなく、「ゾディアック」と名乗る犯行声明が新聞社等に届き、連続殺人事件に発展する。
大胆な犯行にも関わらず、犯人の特定は難航。新聞社の漫画家をしていたロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は、仲間の新聞記者のポール・エイブリー(ロバート・ダウニー・Jr.)が酒におぼれて事件追究から脱落する中、仕事をなげうって事件の解決に挑み、真犯人はアーサー・リー・アレン(ジョン・キャロル・リンチ)だと断言する。最初の犯行で生き残った男性も、男の顔写真が並べられた中から、迷わずリーの写真を選び出した。しかし、起訴の準備中にリーは死亡。しかも、DNA鑑定等の結果、リーはシロと判明し、捜査は迷宮入りしてしまうのだった。

普通の謎解きサスペンスだと思いながら見ていると、結局、犯人は分からずじまいで終わるので、何とも消化不良な作品。捜査進展の過程や、捜査陣のいらだちの描写はみごたえがあり、さすがデビッド・フィンチャー監督、といったところだが、160分近くあり、ちょっと長かった。主人公役のジェイク・ギレンホールは、「デイ・アフター・トゥモロー」で高校生の息子を演じている。

【5段階評価】3

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