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2011年12月27日 (火)

(651) ゴールデン・スランバー

【監督】中村義洋
【出演】堺雅人、竹内結子、香川照之
【制作】2010年、日本

伊坂幸太郎原作小説の映画化作品。

「アヒルと鴨のコインロッカー」や「重力ピエロ」など、伊坂氏の小説の映画化作品は多い。純粋にミステリーとしての面白さに関しては、本作より「アヒルと鴨のコインロッカー」に軍配が上がる気がした。

本作では、身に覚えのない首相暗殺の犯人に仕立てられてしまった青柳雅春(堺雅人)が、彼を犯人と決め込んだ警察側から必死の逃亡を図るのだが、当然、主人公の行く末のみならず、なぜ彼が突然、そのような立場に置かれることになったのか、という謎が冒頭に示されており、観客としては、その謎が解かれることを期待する。

しかし、その部分の描写はきわめて淡泊。かつて、アイドルが暴漢に襲われそうになったところを助けたことのあるヒーローだった、というだけで、その役を負わされてしまったように見受けられ、特にどんでん返しもなく、映画が終わってしまう。あとは想像におまかせします、という終わり方である。これでは納得できない。途中までは面白かっただけに、「なんだよ、せっかく観たのにこれで終わりかよ」という感じなのだ。
特に、永島敏行の演じる刑事が、問答無用でショットガンをぶっぱなして青柳を殺害しようとするのだが、このあたりは全く理解不能。緊迫感をこういう形で持たせちゃいけないんじゃないの、とかなり不満が残った。

【5段階評価】3

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