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2011年11月21日 (月)

(626) ミスト

【監督】フランク・ダラボン
【出演】トーマス・ジェーン、ローリー・ホールデン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・サドラー
【制作】2007年、アメリカ

濃い霧に覆われた小さな町に起こる惨劇を描いた、スティーブン・キング原作のホラー作品。

アメリカの片田舎の町に、突如、濃い霧が立ちこめ、霧に覆われた人々が何者かに襲われる。ホームセンターに買い物に来ていた大勢の客が籠城するが、外に出て行った者が次々と殺されていく。霧の中には、この世のものではない異次元の生物がうごめいていた。
ホームセンターの中では、神の使いを自称する女(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の狂信が人々に伝染し、軍の兵士がリンチに遭い、腹を刺された挙げ句、怪物のいる外に放り出されるなど、恐怖の対象は、外の異形の生物から人間の狂気へと変化していく。
主人公のデビッド(トーマス・ジェーン)は、息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)や女性教師のアマンダ(ローリー・ホールデン)らとともに車で脱出し、逃避行をはかるが、外には見上げんばかりの巨大な生物が闊歩し、もはや人の住む世界ではなくなっていた。ガソリンも尽き、絶望した彼らは、自決の道を選ぶ。デビッドは、拳銃に残された4発で、同乗していた息子を含め、4人を撃ち殺すと、絶望とともに車を降り、やけになって大声を出し、魔物を呼び寄せようとする。
そこに地面を震わせる轟音が鳴り響く。霧の中から出てきたのは、兵士の乗った戦車と、救助された人々を乗せた車、そして異形の生物を焼き払う火炎放射器を持った兵士達の長い隊列だった。兵士の見守る中、取り返しの付かない自らの行為に、デビッドは悲鳴を上げ続けるのだった。

衝撃のラスト15分と銘打ってはいるが、自決のシーンで「何も襲われる前から死ぬことないのに。しかも、息子を撃ち殺すか? 」と思っていたら、案の定、最悪の早とちり。
フランク・ダラボン監督とスティーブン・キング原作と言えば、「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」といった名作がある。どちらも好きな作品だが、本作はちょっと、とんでもB級ホラーという印象だった。
序盤のたこの足のような生物や、昆虫のような生物、超巨大な魔物などは、「ベルセルク」に登場する異界の生物と似ている感じがした。
ダイ・ハード2」で敵のボス役を演じたウィリアム・サドラーが、本作では典型的な情けない取り巻き役の親父を演じているのが、ちょっと悲しかった。

【5段階評価】3

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