(611) カンフーハッスル
【監督】チャウ・シンチー
【出演】チャウ・シンチー、ラム・ジーチョン、ブルース・リャン
【制作】2004年、香港、中国
チャウ・シンチー監督のカンフー・アクション・コメディ。「少林サッカー」の続編的な位置づけになっている。
主人公はチンピラのシン(チャウ・シンチー)。仲間(ラム・ジーチョン)とかつ上げのようなことをして暮らしていたが、実は武術の達人で、最強の殺し屋(ブルース・リャン)にボコボコにされたのをきっかけに真の力に目覚め、壮絶な戦いの末、殺し屋を圧倒し、彼をひれ伏させる。
建物の2階、3階まで蹴り飛ばしたり、咆哮で相手を吹き飛ばしたり、あり得ない動きをワイヤーアクションなどでコミカルに映像化。パロディ色も満載で、「マトリックス」ぽく、黒づくめの雑魚達が空中に吹き飛ばされたり、ジャッキー・チェンやブルース・リーの映画を思わせるような映像も随所にある。
バカバカしさも、ここまで来ると一つの作風。前作を知っている人ほど、期待を裏切られない満足できる作品になっているのではないだろうか。
【5段階評価】3
| 固定リンク
コメント