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2011年10月28日 (金)

(602) ブレードランナー

【監督】リドリー・スコット
【出演】ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング
【制作】1982年、アメリカ

人造人間レプリカントを追うブレードランナーを描いた、近未来SFの金字塔的作品。

2019年のアメリカ。惑星で労働している戦闘型のレプリカント4体が地球に侵入したため、元殺し屋のデッカード(ハリソン・フォード)が、レプリカントを追うブレードランナーとして、警察に雇われる。
デッカードはレプリカント製造企業、タイレル社を訪れ、そこで働く美しい女性、レイチェル(ショーン・ヤング)と出会う。彼女は高性能のレプリカントで、自分がレプリカントであることを知らずにいたが、デッカードとの出会いを通じて、自分がレプリカントであることを悟り、逃走する。
地球に侵入したレプリカントたちは、時間とともに感情を持つようになり、自分の寿命が人間により設定されていることを苦痛に感じはじめる。彼らはレプリカントを製造した技術者に掛け合い、自分たちの命を延ばしてもらおうとしていた。
デッカードは、一人目のレプリカント、ゾーラ(ジョアンナ・キャシディ)をダンスホールで見つけ、逃走する彼女を背中から銃殺する。
男性レプリカントのリオン(ブライオン・ジェームズ)には、路上で襲われ、殺されそうになるが、そこに現れたレイチェルが、背後からリオンを銃で撃ち、デッカードを助ける。
残されたレプリカントのリーダー、バッティ(ルトガー・ハウアー)は、レプリカント製造技術者のJF・セバスチャン(ウィリアム・サンダーソン)を通じて、製造元の社長、タイレル博士に迫るが、博士は、現在の技術では寿命を延ばすことはできないと冷たく告げる。
深い絶望からわき上がる怒りから、バッティは博士の顔をつかんで口づけをすると、すさまじい腕力で博士の顔を握りつぶし、博士を殺してしまう。
デッカードは、バッティと、もう一体の女性レプリカント、プリス(ダリル・ハンナ)がセバスチャンの居宅にいることを突き止め、プリスを銃で倒すが、バッティには不意を突かれ、銃を持っていた指を折られてしまう。デッカードは屋上に逃げ込み、隣のビルに飛び移ろうとするが、鉄骨にぶら下がり、落下は必至の状況になってしまう。
バッティは、恐怖におびえるデッカードを前に、突如、落下寸前の彼の手首をつかみ、屋上へと引き上げる。そして、自分たちの記憶も、雨の中の涙のように消えてしまうのだとデッカードに告げ、悲しげなほほえみをたたえると、そのままこうべを垂れ、活動を停止する。
デッカードは、残されたレプリカントのレイチェルとともに生きていくことを決意する。

退廃的な近未来の映像がきわめて斬新かつ印象的。「攻殻機動隊」や続編の「イノセンス」、ゲームの「ポリスノーツ」なども、明らかに本作の影響を受けている。映画自体は、少々退屈な部分もなくはないのだが、これだけ後生の作品に影響を残した作品の評価は、やはり5にせざるを得ないだろう。
日本人としては、芸者がスクリーンに大写しになった強力わかもとの宣伝とか、「二つで十分ですよ~」「わかってくださいよ~」と嘆く寿司屋の主人、「コルフ月品」と書かれた看板など、ところどころ登場するオカシナ日本語も見逃せない。
華麗なバク転を披露するレプリカント、プリスを演じたダリル・ハンナは、「バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画」や「ウォール街」にも出演している。

【5段階評価】5

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