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2011年10月24日 (月)

(598) 悪霊島

【監督】篠田正浩
【出演】鹿賀丈史、古尾谷雅人、岸本加世子、岩下志麻、室田日出男
【制作】1981年、日本

横溝正史原作の推理小説の映画化作品。ビートルズの「Let it be」がテーマ曲に使われた。

瀬戸内の小島、刑部(おさかべ)島の実力者である刑部家の周囲で起こる連続殺人事件に金田一耕助(鹿賀丈史)が挑む。
正気を失った双子の姉を持つ美しい母親(岩下志麻)が登場し、シャム双生児が扱われるなど、横溝正史らしいおどろおどろしい要素が盛り込まれている。岸本加世子演ずる真帆と片帆の二人が、作品に清涼感を与えるかと思いきや、一人は殺され、野犬に顔や腹を食いちぎられてむごたらしい骸をさらす。最後、巴(岩下志麻)が洞窟の穴に落ちていくシーンも、夢に出そうな怖い印象がある。

推理小説では、双子は禁じ手に近く、少なくとも「実は双子でした」というトリックは禁じ手だが、本作は、双子と思わせておいて実は一人でした、というトリックが用いられており、個人的には少々読めてしまって、今ひとつだった。序盤で登場する青木のダイイング・メッセージ、「鵺の鳴く夜は気をつけろ」も、今ひとつ意味が分からなかった。

【5段階評価】3

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