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2011年10月12日 (水)

(586) ニーベルングの指輪

【監督】ウーリー・エデル
【出演】ベンノ・フユルマン、クリスタナ・ローケン
【制作】2004年、ドイツ・イタリア・イギリス・アメリカ

クサンテンの王子、ジークフリート(ベンノ・フユルマン)は、幼い頃、敵軍に城に攻め込まれ、城から脱出するが、父母は殺される。彼は鍛冶屋のエイビン(マックス・フォン・シドー)に拾われ、その息子エリックとして育てられる。
アイスランドのブリュンヒルデ女王(クリスタナ・ローケン)は、占い師のハルベラから、彼女を倒すほどの強い男と運命の出会いをするとのお告げを受ける。彼女は、隕石の落下した日、ジークフリートと運命の出会いをし、再会を誓う。
ブルグントの城に向かった彼は、領地に出没していた竜、ファーフナーを倒し、その血を浴びて、鋼の肉体を手に入れる。その奥にはニーベルング族の財宝があった。ニーベルング族の亡霊に、財宝を持ち帰ると呪いを受けると諭されるが、彼は指輪をはじめ、財宝を我がものとする。ニーベルング族のアルベリヒは、ファーフナーのねぐらから出てきたジークフリートに襲いかかるが、あえなく返り討ちに遭い、姿を自由に変えられる隠れ頭巾を差し出す。
城に戻ったジークフリートは英雄となり、ブルグントの王女、グリームヒルト(アリシア・ウィット)は彼に恋をする。しかし、ジークフリートのブリュンヒルデへの思いは堅く、彼女のいるアイスランドに財宝を持って旅立つのは確実であった。
アルベリヒの息子で財宝を狙っているハーゲン(ジュリアン・サンズ)は、グリームヒルトに媚薬を渡し、ジークフリートに飲ませるようそそのかす。恋に目がくらんだグリームヒルトは、ジークフリートに媚薬入りのワインを飲ませる。その結果、ジークフリートはブリュンヒルデへの愛を忘れてしまい、グリームヒルトを愛するようになってしまう。
ブリュンヒルデは、ジークフリートとの再会を信じ、自分を決闘で倒した相手と結婚するというお触れを出していた。ブルグントの若き王、グンター(サミュエル・ウェスト)は、ジークフリートに、隠れ頭巾を使ってグンターになりすまし、ブリュンヒルデを倒してほしいと依頼する。ジークフリートは、グンターのふりをしてブリュンヒルデと戦い、決闘に勝利する。
グンターとブリュンヒルデ、そしてジークフリートとグリームヒルトは同時に結婚式を挙げるが、ブリュンヒルデはグンターに決闘の時のような強さを感じないことを不審がり、初夜の床で、自分のベルトを奪って見せろとグンターに告げる。グンターは、再度、ジークフリートに、自分になりすましてベルトを奪うようお願いする。ジークフリートはしぶしぶその役を引き受けるが、妻のグリームヒルトにベッドを空けたのがばれ、真相を告げてしまう。
ブリュンヒルデをよく思っていなかったグリームヒルトは、決闘に勝ったのも、ベルトを奪ったのもジークフリートだった、とブリュンヒルデにばらしてしまう。屈辱に耐えかねたブリュンヒルデは、グンターとハーゲンに、ジークフリートを殺せと告げる。
しかし、その後、グリームヒルトはブリュンヒルデのもとに謝罪に訪れ、ジークフリートに媚薬を飲ませたのだと白状する。ブリュンヒルデは激しく後悔するが、そのときにはハーゲンが、ジークフリートの唯一の弱点である左の肩の下に槍を突き立て、彼を葬った後だった。
遺体となって城に戻ったジークフリートを見て、グリームヒルトは、ジークフリートにもらったニーベルングの指輪をグンターに投げつけるが、それをハーゲンが奪い取ろうとし、グンターを刺し殺す。しかし、彼もまた、ブリュンヒルデによって倒される。
グリームヒルトやキーゼルヘール王子(ロバート・パティンソン)に見送られ、ジークフリートは川に浮かべた船の中で火葬される。燃えさかる船の中に潜んでいたブリュンヒルデは、ジークフリートの剣を抜くと自らを貫き、ジークフリートとともに息絶えるのだった。

テレビ映画であるが、重厚な世界観が映像化されており、楽しめる作品。序盤に登場する竜との戦闘シーンも迫力がある。日本で言うと時代劇特番みたいなものだろうか。
ちなみに、ファーフナーとは、FFXIのHNM、ファフニル。思わず正統派RPGをプレイしてみたくなるようなファンタジー作品だった。

【5段階評価】3

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