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2011年10月 2日 (日)

(576) 聖・美少女フィギュア伝

【監督】五藤利弘
【出演】小嶋のりこ、坪田秀雄、日高ゆりあ
【制作】2006年、日本

予約していた美少女フィギュアを入手した井上涼太(坪田秀雄)は、中学生がかつあげされているのを見て、警官を呼ぶふりをして助けるが、転んだ拍子に自分のフィギュアをとられてしまう。そのまま町を歩きつづけていた涼太は、大道芸人に誘われ、ある店に入る。すると、店主から別のフィギュアを渡される。家に帰ってそれを完成させ、ふと気づくと、フィギュアが人間の姿に変化していた。
彼女は愛流(アイル)(小嶋のりこ)と名乗り、涼太と共同生活を始める。愛流は涼太とのやりとりを通じ、様々な感情をはぐくんでいく。
そして、涼太の誕生日の日。涼太は愛流と2人で過ごすが、涼太は、愛流を通じて、6年前の誕生日になくなった友里亜(ユリア)(日高ゆりあ)と愛し合っている感覚にとらわれる。
気がつくと、愛流はもとのフィギュアの姿に戻っていた。愛流は友里亜が送ってくれた誕生プレゼントだったのだ、と涼太は悟るのだった。

本作も、「猫耳少女キキ」同様、何このエロゲー的な始まり方から、比較的抑えの効いた展開を見せ、結末を迎える。
ただ、途中で、愛流の中に、感情を持つことは許されない、という声が響くのだが、それが何なのかはよく分からなかった。友里亜が深入りを禁じた声としか解釈できないが。
また、望むべくもないことだが、作品の質という意味では、車の走行音などの雑音が耳障りであるなど、とてもプロの仕事とは言い難かった。

【5段階評価】2

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