(535) マトリックス
【監督】ウォシャウスキー兄弟
【出演】キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
【制作】1999年、アメリカ
バレットタイムという、ストップモーションでカメラがパンするという演出を生み出し、そのほかにも銃弾をのけぞってよけるなど、独創的な映像が評判となったSF作品。
天才ハッカーのネオ(キアヌ・リーブス)は、表の世界ではトーマス・アンダーソンという普通の会社員であった。ある日、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)という謎の人物から連絡が入り、人類が機械によって生産されている未来社会に連れ込まれる。そして、こちらこそが現実の世界で、これまで現実と思っていた世界は、仮想空間だったと教えられる。
モーフィアスの仲間、トリニティ(キャリー=アン・モス)は、ネオが機械との戦いの切り札、「ザ・ワン」であると信じる。ネオは柔術やカンフーの知識を脳にインプットされ、戦闘能力を高め、仮想世界の番人である黒づくめの男、エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィービング)を倒す。
映像は斬新で楽しいが、カンフー・アクションが多少、笑えてしまうのと、正直言って、内容が意味不明に近いので、終わっても「何だったんだろうなぁ」というのが素直な印象である。それでも一度は見ておきたい作品である。
【5段階評価】3
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