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2011年8月 2日 (火)

(515) ミニミニ大作戦

【監督】F・ゲイリー・グレイ
【出演】マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン
【制作】2003年、アメリカ

裏切り者の金塊を奪い取る作戦を軽快なテンポで描いた作品。

チャーリー(マーク・ウォールバーグ)ら、6人の窃盗団が、ベニスで3,500万ドルもの金塊を奪い取ることに成功する。銃を使わず、一人の死者も出さない華麗な手口だった。
この中の一人、ジョン(ドナルド・サザーランド)は、この仕事を最後に引退することを決意していた。
雪山で勝利の祝杯をあげた6人だったが、この中の一人、スティーブ(エドワード・ノートン)が仲間を裏切る。ジョンを撃ち殺し、全ての金塊を持ち逃げしてしまう。運転手のハンサム・ロブ(ジェイソン・ステイサム)は、とっさに橋の欄干を車で乗り越え、氷の浮かぶ川につっこむ。全員の死を確信したスティーブはその場を立ち去るが、チャーリーたちは、車に積んでいた酸素ボンベを使って生き延びていた。
スティーブがロスで豪邸暮らしをしていることをつかんだチャーリーは、ジョンの娘で父親譲りの金庫破りの技術を持つステラ(シャーリーズ・セロン)を仲間に引き入れると、爆弾のプロ、レフト・イヤー(モス・デフ)、コンピュータの天才、ナップスター(セス・グリーン)らとともに、彼の持つ金塊の強奪を企てる。重い金塊をスピーディに移動させるため、屋敷内も走行できるBMWミニ3台を運搬に使うことにする。邦題の「ミニミニ大作戦」は、このミニが由来である。
電信会社の職員になりすまし、スティーブに接近したステラだったが、ディナーの最中、父親の口癖を漏らしてしまったことから、自分がジョンの娘であることを気付かれてしまう。そこにチャーリーらが登場し、スティーブに金塊の強奪を宣言する。
スティーブは、カモフラージュの2台を含めた3台の装甲車を使って、金庫をメキシコに移そうとする。チャーリーたちは、車体の沈み具合から、金塊を積んだ車両を見定めると、ナップスターのハッキングによって信号を操作して装甲車を誘導。道路の路面を爆破して、路盤ごと地下鉄の路線の中に装甲車を落下させる。運転手を眠らせ、その隙にステラが金庫を破り、3台のミニで逃走する。ヘリでチャーリーらを追うスティーブだったが、最後はチャーリーたちにつかまり、いとこを殺され、スティーブに恨みを持つマフィアに引き渡されてしまう。

ジョンの衝撃的な死以外、殺人シーンや濃厚なラブシーンがなく、スタイリッシュな映像が展開して非常によいできだった。
なんでこの作品のタイトルを、「ミニミニ大作戦」などという、安物ドタバタアニメみたいな名前にしてしまったのか、不思議でならない。これだけで、この映画の認知度は半減している気がする。
世界一かっこいいハゲ、ジェイソン・ステイサムは、「トランスポーター」シリーズ同様、本作でも、女にモテモテの運転のプロという役どころ。レフト・イヤーを演じたモス・デフは、「16ブロック」で警察腐敗の現場を目撃した重要参考人を演じており、本作でもラッパーらしい軽口の中に、ナイーブさを秘めたような独特の語り口をみせてくれる。

【5段階評価】5

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