« (510) 魔女の宅急便 | トップページ | (512) ターミネーター2 »

2011年7月29日 (金)

(511) 戦国自衛隊1549

【監督】手塚昌明
【出演】江口洋介、鈴木京香、鹿賀丈史、北村一輝
【制作】2005年、日本

1979年の作品、「戦国自衛隊」のリメイク。

陸上自衛隊の部隊が、人口磁場シールドの実験の際、戦国時代に飛ばされてしまう。元自衛官の鹿島(江口洋介)は、実験の責任者、神崎(鈴木京香)と森(生瀬勝久)に説得され、飛ばされた自衛隊員を救出するため、過去にタイムスリップする。
そこでは、飛ばされた部隊の隊長、的場(鹿賀丈史)が、織田信長を図らずも倒しており、彼自信が織田信長となって戦乱の世を統一しようとしていた。鹿島達は的場の暴走を食い止め、現代に戻ってくることに成功する。

1979年のオリジナルに比べると、タイムスリップする理由の説明があるなど、ストーリーとしては明快になっている。しかし、過去に飛ばされた自衛隊員が、理不尽な運命に流されていく悲劇を描いたオリジナルに比べ、本作では精油所を建設したり、富士山を爆破する装置を作り出したり、かなりトンデモ感がただよい、重厚感に欠けるアクション映画になってしまった。
ワイシャツを着ながら武士を演じた北村一輝の演技は素晴らしかったが、中尾明慶の演技は学芸会のようで、見ていてつらかった。

【5段階評価】2

|

« (510) 魔女の宅急便 | トップページ | (512) ターミネーター2 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価2の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (511) 戦国自衛隊1549:

« (510) 魔女の宅急便 | トップページ | (512) ターミネーター2 »