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2011年7月 4日 (月)

(486) シックス・デイ

【監督】ロジャー・スポティスウッド
【出演】アーノルド・シュワルツェエネッガー、トニー・ゴールドウィン
【制作】2000年、アメリカ

クローン技術が進化した社会を描いた近未来サスペンス。

ツアー会社でヘリの操縦士を勤めるアダム(アーノルド・シュワルツェエネッガー)は、いつものように、相棒のハンク(マイケル・ラパポート)とともにスノーボード客の送迎をこなしていた。そこに、クローン企業のドラッカー(トニー・ゴールドウィン)をスキー場に運搬する依頼が来る。アダムの指名があったが、用事があったため、ハンクが「代わりに行ってやる。アダムだって言えばばれないから」と、代役を引き受ける。しかし、そのヘリが何者かに襲われる。
一方、アダムは、クローン技術によりペットをよみがえらせるサービス、「リペット」で、死んだ飼い犬を復活させるか、迷っていた。彼はペットのクローン化には反対だったのだ。店にまでは行くものの、決めあぐねて家に戻ると、復活した飼い犬が元気に走り寄ってきた。妻のナタリー(ウェンディ・クルーソン)の仕業だな、と思って家に入ろうとすると、中には、家族と誕生パーティを楽しんでいる自分の姿があった。呆然とするアダムに、怪しい男女が語りかけてくる。自分を亡き者にしようとしていると気付いたアダムは、車を使って逃走する。家にいたのが自分のクローンであると気付いたアダムは、ハンクの元を訪れるが、ハンクもまた、謎の組織に襲われ、殺されてしまう。
事件の黒幕はドラッカーだった。彼は、「6d法」で禁じられている人間のクローンを作り、自分の気に入った人物だけを生き続けさせる世界をつくろうとしていた。
アダムの妻と娘を人質に取り、アダムを捉えたドラッカーは、アダムのクローンがいる理由を教える。ドラッカーは、暗殺された自分をよみがえらせると同時に、ヘリの運転をしていたハンクをよみがえらせようとした。しかし、ハンクがアダムだと名乗っていたため、アダムのクローンを作ってしまったのだった。さらに、今まで敵と戦っていたアダムの方がクローンで、家でパーティをしていたのがオリジナルのアダムであることを告げる。
ショックを受けるアダムだったが、オリジナルの自分と投合し、ドラッカーの組織を壊滅させる。平穏を取り戻したアダム一家を残し、クローンのアダムは、一人、南米に旅立つことを決意するのだった。

トータル・リコール」や「ターミネーター」のような、比較的大味な特撮ものの出演が多いシュワちゃんだが、本作の未来社会は都会的でスタイリッシュである。話が少々複雑で、ちょっと中盤だれるような感じもあったが、近未来の造形やクローン技術の映像がよくできていて、楽しめた。ただし、女の子に人気という、生身に近い人形は、なんでこんなもの人気があるの、というぐらい気持ち悪くて、B級ホラー的な悪趣味感を漂わせていた。
トニー・ゴールドウィンは、「ゴースト/ニューヨークの幻」で、主人公と敵対する悪役、カールを演じた俳優。

【5段階評価】4

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