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2011年7月 2日 (土)

(484) バニラ・スカイ

【監督】キャメロン・クロウ
【出演】トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス
【制作】2001年、アメリカ

1997年の映画、「オープン・ユア・アイズ」のリメイク。自動車事故に遭った若者の記憶を巡るサスペンス。

両親の事故死により、出版社の経営を引き継ぎ、若くして巨額の資産を得たデビッド(トム・クルーズ)。ある日、親友のブライアン(ジェイソン・リー)が連れてきた女性、ソフィア(ペネロペ・クルス)と恋に落ちる。
しかし、それがデビッドをストーカーのようにつけ回していたジュリー(キャメロン・ディアス)の怒りを買う。ジュリーはデビッドを乗せたまま、時速130kmで橋の欄干を突破し、無理心中を図る。一命をとりとめたデビッドだったが、あごの骨がくだけ、無残な顔になってしまう。
その頃から、デビッドは、現実と夢の境界が曖昧になっていく。一方で彼は、殺人の容疑もかけられている。殺人に関する事情聴取と、ソフィアとの思い出が交錯しながら話は進んでいく。
実はデビッドは、顔の復元の技術を待つため、人体の冷凍保存を施術されていた。冷凍保存の間に夢を見ることのできるオプションサービスを取り入れたため、冷凍保存されている間に、自分に都合のよい夢を見ていたのだった。
夢から覚めるため、ソフィアに別れを告げ、高層ビルの屋上から飛び降りるデビッド。走馬燈のように思い出がよぎり、再び目覚めを告げるささやきが聞こえるところで映画は終わる。

俳優陣は豪華であるが、内容は分かりづらく、ピンとこなかった。サスペンスものは、「そういうことだったのか! 」という明快な謎解きがないと、モヤモヤして楽しくない。一応、ペネロペ・クルスのおっぱいが拝めるのは見所かもしれない。

【5段階評価】2

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