(467) グラスハウス
【監督】ダニエル・サックハイム
【出演】リリー・ソビエスキー、ステラン・スカルスガルド、ダイアン・レイン
【制作】2001年、アメリカ
両親を失い、後見人に引き取られた姉弟が巻き込まれる事件を描いた作品。
ルビー・ベイカー(リリー・ソビエスキー)とレット(トレバー・モーガン)の姉弟は、両親を車の事故で失い、隣人の夫婦、テリー・グラス(ステラン・スカルスガルド)とエリン・グラス(ダイアン・レイン)に引き取られる。しかし、グラス夫妻の目的はルビー達に遺された遺産だった。エリンは麻薬におぼれ、テリーには多大な借金があった。
ルビーはテリーの怪しい行動に疑念を持ち、財産管理人のベグレイター氏(ブルース・ダーン)に相談をする。テリーは車の事故に見せかけ、ルビーを殺そうとし、ルビーとレットを監禁する。ルビーとレットは何とか脱出し、眠っているテリーの手から車の鍵を奪い取ることに成功する。しかし、ルビーは、自分たちを放ったまま寝入ったテリーを疑い、わざと車に乗せようとしていることに気づく。自動車はブレーキオイルが抜かれていたのだ。
そこに、ベグレイターと借金取りが現れる。借金取りはベグレイターを刺し殺すと、テリーを事務所に連れて行こうとする。借金取りはテリーの細工した車に乗ってしまったため、山道でブレーキが効かなくなり、事故死してしまう。奇跡的に生き延びたテリーは、パトカーに保護されて山道を降りてきたルビーに最後の攻撃をしかけようとするが、ルビーが間一髪、パトカーをテリーにぶつけ、テリーを倒す。
後見人の動機と、二人の子供達をどうしようとしているのかが今ひとつはっきりせず、分かりづらい作品だった。
ステラン・スカルスガルドは、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」や続編の「ワールド・エンド」で、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の父親、ビル・ターナー役を演じている。リリー・ソビエスキーは、「ディープ・インパクト」や「アイズ ワイド シャット」などに出演している女優。
【5段階評価】2
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