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2011年6月 7日 (火)

(459) トータル・リコール

【監督】ポール・バーホーベン
【出演】アーノルド・シュワルツェエネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン、マイケル・アイアンサイド
【制作】1990年、アメリカ

特撮技術をふんだんに使ったSFアクション。火星移住の実現した未来が舞台となっている。

美しい妻、ローリー(シャロン・ストーン)を持つダグラス・クエイド(アーノルド・シュワルツェエネッガー)は、行ったことのないはずの火星に興味を持ち、夢を人工的に体験させるリコール社で、諜報部員として火星で活躍する夢を見ようとする。しかし、夢の情報をインプットされる前に、自分の記憶の中から火星の記憶がよみがえってくる。
リコール社のマネージャーに来店した記憶を消され、家に戻されたクエイドだったが、なぜか職場の同僚や妻から襲われる。訳が分からないクエイドに、妻のローリーは「夫婦生活は作られた記憶で、私はあなたの監視役だった」と告げる。
そこにローリーの本当の夫、リクター(マイケル・アイアンサイド)と手下がやってくる。ダグラスは逃亡し、ホテルに逃げ込むと、謎の男にスーツケースを渡される。その中には、自分からのビデオレターが入っており、自分の真の名はハウザーであり、火星の採掘権を手にして暴虐の限りを尽くすコーヘイゲン(ロニー・コックス)を倒す使命を負っていることを知らされる。
クエイドは火星に渡り、そこでメリーナ(レイチェル・ティコティン)という女性に出会う。彼女は記憶が失われる前に愛していた女性だった。二人は反乱分子の指導者、クワトーに会う。クワトーは人間の体の一部として存在するミュータントだった。
そこにコーヘイゲンの一味が大挙して現れる。クエイドとメリーナは捉えられ、クワトーは射殺されてしまう。コーヘイゲンは、反乱分子の指導者の所在を突き止めるために、クエイドを泳がせていたのだ。クワトーは「リアクターを起動させろ」という言葉を遺して息を引き取る。
ここでコーヘイゲンは、クエイドに告げる。ハウザーは自分に反旗を翻したのではなく、クワトーのいどころを突き止めるため、記憶を消して反乱軍に身を投じる役割を買って出たのだと言うことを。それを証明するビデオレターを見せられ、クエイドは混乱する。コーヘイゲンは、手下にハウザーの記憶をよみがえらせるよう指示するが、クエイドは装置の拘束を力任せに壊し、メリーナを連れて脱出する。
クワトーの告げたリアクターとは、エイリアンが遺した巨大な装置で、火星に存在する氷河から空気を生み出すものだった。クエイドはリクターやコーヘイゲンとの死闘の結果、リアクターの起動に成功する。全てが夢落ちという結末をも暗示させ、映画は終わる。

スーパースター、アーノルド・シュワルツェエネッガーを起用しつつ、少々悪趣味な特撮を多用した、B級映画の香り漂う作品になっている。冒頭から、空気の薄い火星で宇宙服が壊れたクエイドの顔がみるみるふくれ上がり、観る者をぎょっとさせる。その後も、鼻の奥から発光する発信器を抜き取ったり、大柄な夫人の着ぐるみや、顔に著しい畸形を持つミュータント、人体に寄生したような異形のミュータントが登場。アクションシーンも、首や脳天に凶器を突き刺して敵を倒すなど、顔をしかめたくなるような映像が目白押し。ただ、話としては、なかなか面白かった。

【5段階評価】3

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