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2011年6月 4日 (土)

(456) なくもんか

【監督】水田伸生
【出演】阿部サダヲ、瑛太、竹内結子
【制作】2009年、日本

悲しい過去を持ち、常に笑顔で人に接するハムカツ屋の活躍を描いた作品。

いいかげんな父(伊原剛志)を持つ祐太(阿部サダヲ)。父は妊娠していた母親と別居し、知り合いのハムカツ屋に世話になろうとするが、わずか7時間で息子を置いて店の金を持ち逃げ。以来、祐太は頼まれたら断らない性格のまま、店を継がせてもらうことになる。
ある日、店を離れていた娘、徹子(竹内結子)が、二人の子持ちのシングルマザーとして店に戻ってくる。祐太は徹子と結婚。
結婚を機に自分の戸籍を確認した祐太は、自分の弟が、売れっ子漫才師の祐介(瑛太)であることを知る。祐介は漫才の相方と兄弟として売っており、兄役の大介(塚本高史)は子供の頃の本まで出していた。しかし、祐太の存在、そして、父親まで登場したことで、大介の本が嘘であることが発覚。謹慎が解けた沖縄のライブを目前に、大介は行方をくらます。
家族で沖縄に来ていた祐太は、祐介に泣きつかれて大介を捜すが、見つけることができず、自分が舞台に上がり、ストレスを発散するために働いていたおかまバーでの話術を駆使して、舞台をこなす。真の兄弟の絆が固く結ばれたところで映画は終わる。

脚本が宮藤官九郎で、生きのいい実力派の俳優による作品ということで期待したが、今ひとつ感動することができなかった。祐太役の阿部サダヲが、「なくもんか」というタイトルの割に、しょっちゅう泣いているので、最後の泣きそうなシーンでも「またか」になってしまったのと、最後の舞台上での祐介の笑いのないしゃべりに、映画だとは分かっていながら「ぐだぐだじゃん」と思ってしまって、感動よりも舞台の方が気になってしまった。お笑いに気持ちが行き過ぎなだけかもしれないけど。

【5段階評価】2

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