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2011年5月 8日 (日)

(429) 恋愛小説家

【監督】ジェームズ・L・ブルックス
【出演】ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント、グレッグ・キニア
【制作】1997年、アメリカ

熟年恋愛小説家と子持ちのウェイトレスの恋愛を描いた作品。

潔癖症の男、メルビン(ジャック・ニコルソン)は、誰に対しても差別と偏見に満ちた発言をする毒舌家で、行きつけのレストランでも毛嫌いされていた。唯一、ウェイトレスのキャロル(ヘレン・ハント)は、彼をあしらうことができていた。
同じマンションに住む画家のサイモン(グレッグ・キニア)が若者の犯罪集団に襲われ、重傷を負う。メルビンは、彼の飼っていた犬の飼育を押しつけられる。最初はいやがっていたメルビンだったが、飼っているうちに愛着がわき、犬をかわいがり始める。メルビンの中に小さな変化が起き始めていた。
キャロルの子供は病気を患っており、ある日、キャロルはレストランを休む。それを知ったメルビンは、自分の金で医者を雇い、子供の病気を治させる。キャロルは感謝するが、メルビンの目的が自分にあると考えたキャロルは、メルビンの家を訪れ、お礼は言うがあなたとベッドをともにすることは絶対にない、と宣言してしまう。メルビンは落ち込み、言ったキャロル自身も後悔する。
そんなとき、サイモンが実家に行くことになり、メルビンがドライバーを頼まれる。サイモンはキャロルを誘い、3人での旅行が始まる。息子がサッカーでゴールを決めたと電話で聞いたキャロルは、嬉しさからサイモンを食事に誘うが、疲れていると断られたため、メルビンとディナーに行くことにする。メルビンは、「今まで医者に飲めと言われて断り続けていた薬を、キャロルに『絶対に』と言われた後、飲むことにした。いい人間になろうと思ったんだ」と告げる。感動したキャロルはメルビンにキスをし、「なぜ私を誘ったの。何を言っても私の答えはイエスよ」と上目遣いに告げる。メルビンは「いろんな理由があるが・・・、君とサイモンが寝るかと思って」と言ってしまい、キャロルを失望させてしまう。
何度も仲違いする二人だったが、メルビンはサイモンに励まされ、再びキャロルの家に愛の告白に訪れる。不器用な言葉で愛を告げると、ようやく彼女を抱きしめ、熱い口づけをかわすのだった。

男女の恋愛を描く小説家が、実生活では全く恋に不器用というのが本作のおかしさになっているのだが、メルビンの小説家らしいシーンがあまり登場しないので、もう少し、その辺りを描いてもよい気がした。ただ、彼に心酔している女性が「なぜあなたはあんなに女性の気持ちが分かるんですか」と聞かれ、「男性から理性と責任を除いただけだ」と言って相手を呆然とさせるシーンなんかは、不愉快ながらもおかしさはあった。
サイモンと同居していた黒人のフランクを演じたキューバ・グッディング・Jr. は、「ザ・エージェント」では、主人公のよき理解者となるアメフト選手を演じている。

【5段階評価】3

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