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2011年5月 7日 (土)

(428) スウェプト・アウェイ

【監督】ガイ・リッチー
【出演】マドンナ、アドリアーノ・ジャンニーニ
【制作】2002年、アメリカ・イタリア

無人島に流された男女二名の運命を描いた作品。

化学企業の富豪、アンソニー・レイトン(ブルース・グリーンウッド)と妻のアンバー(マドンナ)は、ひなびたクルーズ船旅行に訪れる。アンバーは乗組員のジュゼッペ(アドリアーノ・ジャンニーニ)を何かといびり倒す。
ある日、アンバーは、ジュゼッペにゴムボートを操縦させて洞窟見物に向かうが、途中でエンジンが故障。二人は無人島に流れ着く。
漁師の出のジュゼッペは、島に残された道具を使って魚を捕り、何もできないアンバーは絶対服従を余儀なくされる。船でいびられたことを根に持つジュゼッペは、最初はアンバーを奴隷のように扱うが、あるときから二人の間に愛が芽生える。アンバーは、島に警察艇が来ていることに気づいたときも、見つからないように岩陰に隠れ、二人の生活を続けようとする。
別のクルーズ船が島の湾に見えたとき、アンバーは隠れようとするが、ジュゼッペは、自分を愛しているなら証拠を見せてほしいと告げ、クルーズ船に救助される道を選ぶ。
ジュゼッペは、自分の船に来てほしいという手紙をホテルのフロントに預け、アンバーに渡すよう伝言するが、その手紙はアンソニーに見つけられてしまい、二人の出会う道は断たれる。
アンソニーとアンバーの乗ったヘリは飛び立ち、ジュゼッペは絶望のあまり、彼女のために買った指輪をヘリに投げつけるが、それはむなしく海の藻屑となる。

監督のガイ・リッチーは、2000年にマドンナと結婚していたため、本作の主演をマドンナが務めたことは、世間に公私混同と捉えられた。結果的に、本作の主演、監督はラジー賞を受賞することになってしまう。
また、当時44歳のマドンナのビキニ姿が、セクシーというよりも、しわとたるみの目立つ、少々見苦しいものであることも、低評価に拍車を掛けたと言える。
筋書きとしては、それまで屈辱的な仕打ちにあっていたアンバーが、突然、ジュゼッペを愛し始め、激しい憎悪でアンバーに接していたジュゼッペがそれに応じるところに、若干唐突な感じがあった。アンバーが自分でタコや鳥の卵を採ってきたシーンでは、ひょっとしてアンバーは、狩猟の腕を学び取ったことで、ジュゼッペからの独立を企てるのか、などと考えてしまった。
アンソニー役のブルース・グリーンウッドは、「アイ, ロボット」では、ロボット製造企業の社長を演じていた。

【5段階評価】3

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