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2011年4月23日 (土)

(415) 穴/HOLES

【監督】アンドリュー・デイビス
【出演】シャイア・ラブーフ、シガニー・ウィーバー、ジョン・ボイト
【制作】2003年、アメリカ

ルイス・サッカー原作の児童文学を映画化した作品。いくつかの時代のドラマが複層的に展開する。シナリオがよくできていて、なかなか楽しい映画だった。

スタンリー・イェルナッツ4世(シャイア・ラブーフ)は、先祖代々不幸な男で、ある日も、突然空から降ってきたスニーカーが頭に当たり、それを持って走っていたところを、パトカーに見つかり、靴泥棒として逮捕されてしまう。彼が送られた更正施設では、女署長(シガニー・ウィーバー)が少年達に延々と穴掘りをさせていた。その目的は、彼女の先祖が探していた宝の探索にあった。
彼女の先祖は保安官で、ある女性教師、キャサリン・バーロウ(パトリシア・アークエット)に恋をし、彼女にキスを迫っていた。ところが、彼女はそれを拒絶し、タマネギの露天商をしている黒人男性、サム(デュレ・ヒル)と恋に落ち、キスをする。怒った保安官は彼女の学校を焼き払い、湖上で船に乗っていたサムを殺してしまう。絶望した彼女は、保安官を撃ち殺し、キスしてほしかったんでしょう、と言って、絶命した保安官にキスをする。そして彼女は、被害者にキスの跡を残す強盗、キッシン・ケイト・バーロウとなる。彼女は、サムが亡くなった後、干上がってしまった湖に盗んだ財宝を隠し、そのありかを胸に秘めたまま、命を絶っていた。女署長は、保安官の子孫で、その財宝を狙っていたのだ。
スタンリーは、更正施設で親しくなったゼロ(クリオ・トマス)とともに宝箱を掘り出す。その財宝は、スタンリーの祖先のもので、女盗賊バーロウが盗んだものだった。宝箱には「スタンリー・イェルナッツ」と刻まれていた。女署長のたくらみは水泡に帰し、スタンリーとゼロは大金持ちになる。
実はゼロの先祖も、スタンリーと関わりがあった。ゼロの先祖は占い師で、スタンリーの先祖を占っており、スタンリーの先祖が占い師のいいつけを守らなかったために、イェルナッツ一族は不運に見舞われていたのだが、スタンリーがゼロを砂漠の中の山の頂上に連れて行ったことでのろいが解けていたのだった。

話は入り組んでいるが、最後には一つにつながり、巧みなシナリオ。1回観ただけでも、けっこう筋は頭に入ってきた。日本未公開作品なのは、あまりすごい特撮などがなく、当時のシャイア・ラブーフは売り出し前、ということもあったのだろうか。

【5段階評価】3

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