(398) トランスポーター2
【監督】ルイ・レテリエ
【出演】ジェイソン・ステイサム、アンバー・バレッタ、アレッサンドロ・ガスマン、ケイト・ノタ
【制作】2006年、フランス、アメリカ
トランスポーター・シリーズ第2作。「トランスポーター」の続編。
子供の送迎を仕事にしているフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)が銃で脅され、子供の誘拐を手伝わされる羽目になる。
誘拐の実行犯は、冷酷非道な男、ジャンニ(アレッサンドロ・ガスマン)と、狂気の女、ローラ(ケイト・ノタ)。彼らの誘拐は身代金目的と思われたが、実はそうではなく、誘拐した子供の父親にあった。ジャンニらは、空気感染する治療不可能なウィルスを手にしており、それを父親に感染させるため、子供をウィルスに感染させ、両親のもとに返したのだった。
子供の父親は、麻薬の取り締まりを行う部局の長であり、麻薬取り締まりの会議を控えていた。ジャンニらは、子供を通じて父親をウィルスに感染させ、会議の場で、麻薬取り締まりに関わる大勢の関係者を、ウィルスによって一気に葬ろうとしていた。フランクは子供と両親を救うため、ウィルスの解毒剤を手に入れようとする。ジャンニは自らの体に解毒剤を注入し、自分自身を解毒剤の運搬容器にする。そのためフランクはジャンニを殺さず、生かしたまま仕留める。
本作も息もつかせぬアクションが展開し、楽しい。1作目のスー・チーのような魅力的な女性が出演しなかったことと、格闘シーンはスピーディで楽しいものの、若干すさまじすぎて逆にリアリティがないため、1作目よりはつまらなく感じてしまった。
【5段階評価】3
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