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2011年3月21日 (月)

(382) スネーク・アイズ

【監督】ブライアン・デ・パルマ
【出演】ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、カーラ・グギノ
【制作】1998年、アメリカ

アメリカ国防長官の暗殺の謎を追う市警警官が主人公のサスペンス。

アトランティックシティの市警に勤めるリック(ニコラス・ケイジ)は、賭けボクシングに興じる汚職警官。彼は、国防長官のボディガードを勤める旧友のダン中佐(ゲイリー・シニーズ)とともに、国防長官の護衛をすることになるが、ダンが目を離したすきに、国防長官が銃撃されてしまう。ダンは狙撃者を銃殺するが、自分が持ち場を離れたせいだと自分を責める。リックはダンをかばおうとし、暗殺の直前に国防長官に近寄った女性、ジュリア(カーラ・グギノ)を追う。
しかし、実はダンこそが国防長官暗殺の首謀者だった。彼は国防システムのエアガードを導入しようとする経営者、パウエルと共謀し、エアガードの欠陥を国防長官に密告しようとしているジュリアと国防長官を、同時に亡き者にしようとしていたのだ。
リックはダンより一足先にジュリアを見つけ出し、彼女をボクシングスタジアム内の部屋にかくまうと、スタジアムで撮影された映像を確認する。そこには国防長官を狙うスナイパーの横で、すでに銃を出してスナイパーの方を向いているダンが映っていた。
ダンを信用していたリックは、彼が暗殺に関わっていたことにショックを受けるが、100万ドルと引き替えにジュリアを引き渡せと迫るダンに、つばを吐きかけ、拒絶の意志を示す。
ジュリアを救おうとするリックだったが、彼女の居場所をダンが突き止め、もはやこれまでというところに、偶然その場に居合わせた警察とマスコミのカメラクルーが、サイレンサー付きの銃を手にしたダンを見つける。万事休すとなったダンは、自らの胸を銃で撃ち抜き、自殺する。
時の英雄となったリックだったが、様々な汚職の事実が明るみに出て、収監されることになってしまうという、ほろ苦いエンディングが用意されている。

長官暗殺に関わっていると思われたジュリアが、実は善意の人であったという展開は、ほどよいどんでん返しで分かりやすく、なかなか面白かった。序盤、リックの登場から長官暗殺の直前までが、長い長いワンカットシーンになっていて、臨場感あふれる演出になっている。ダンが自決するシーンは、「交渉人」のようでもあり、ちょっとご都合主義的だが痛快だった。
ニコラス・ケイジは「フェイス・オフ」や「コン・エアー」など、様々なアクション映画のヒット作で主演をつとめるハリウッドスターだが、「ウィッカーマン」や「ゴーストライダー」のようなB級映画にも出ていて、なかなか面白い活躍を見せる俳優。個人的には大好きだ。
ゲイリー・シニーズは、やはり「身代金」での犯人役が印象的。「白いカラス」では、主人公のパートナーとしてしぶい役どころを演じていた。

【5段階評価】4

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