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2011年3月16日 (水)

(377) ミシシッピー・バーニング

【監督】アラン・パーカー
【出演】ジーン・ハックマン、ウィレム・デフォー
【制作】1988年、アメリカ

1960年代の痛烈な黒人差別を扱った作品。

公民権運動が起こっていた1960年代のアメリカ。ミシシッピ州のフィラデルフィアでは、白人至上主義のK.K.K.(クー・クラックス・クラン)を中心に、ひどい人種差別が公然と行われており、警察官や町長までもが人種差別主義者だった。オープニングでは、公民権運動家の若者2人と、車に同乗していた黒人青年1人が無残に殺される。この事件の解明に乗り込んだのが、アンダーソン(ジーン・ハックマン)とウォード(ウィレム・デフォー)の2人。非協力的な街の人々に苦労しながらも、2人は真犯人を追い詰めていく。主犯格の警察官の妻の協力もあり、最後は犯人集団を一網打尽にする。

日本人にとって黒人差別とは、よく聞くことではありながらも、正直に言って、あまり実感のないテーマである。しかしながら、人種の違いによる迫害の理不尽さを真っ正面から捕らえたこの作品の衝撃は、黒人差別の歴史に疎い者にも、きわめて大きなものだった。
主演のジーン・ハックマンは、「俺たちに明日はない」のクライドの兄、バック役が印象にあるが、「エネミー・オブ・アメリカ」では名脇役ぶりを発揮するなど、出演作の多い名優。ウィレム・デフォーと言えば、なんと言っても「プラトーン」で大量の敵に追われて両手を突き上げてひざまづくシーンが有名。

【5段階評価】4

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