« (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT | トップページ | (363) 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 »

2011年2月24日 (木)

(362) アベンジャーズ

【監督】ジェレマイア・S・チェチック
【出演】レイフ・ファインズ、ユマ・サーマン、ショーン・コネリー
【制作】1998年、アメリカ

イギリスの諜報部員が、天候を操り世界征服を企てる男と闘う。「007」シリーズを意識したような作品。

映画は、諜報部員のジョン・スティード(レイフ・ファインズ)の訓練シーンから始まる。牛乳配達員や乳母車を押す老いた女性が、次々とジョンに襲いかかるのだが、これが全く迫力のないアクションで、この段階で、「うわあ、この映画、大丈夫かな」と不安になる。そして残念なことに、このいやな予感は全く払拭されないまま、エンディングに至る。大物俳優たちによる、迫力と必然性のないアクションシーンが続き、早く終わってほしいと思うばかりのつまらない作品だった。

世界征服を企む悪役のオーガストを演じるのは、名優ショーン・コネリー。けっこうなご老体であるにもかかわらず、傘に仕込んだ剣で闘いを挑んでくるジョン・スティードに対し、正々堂々と杖で対戦。映画の中では、それまでさんざん拳銃が登場しているのに、何で老人が杖で闘いに挑むのか。本気だとはとても思えない。
ジョンの相棒、ミセス・ピール(ユマ・サーマン)も、オーガストの送り込んだヒットマンと死闘を繰り広げるのだが、ヒットマンは、ちょっとした衝撃で外れてしまうワイヤーにぶらさがってピールに近より、ピールに蹴られて撃退される。すると今度はバタフライナイフを取り出す。だったら最初から出せ、という。そして再度戦闘に挑むが、結局は落ちてしまう。だったら銃を使えよ、と。
こういう、戦闘のアイディア先行で、敵が本気で主人公側を倒そうとしているとはとても思えないシーンが続くので、しらけてしまう。
例えばジャッキー・チェンの映画では、ちゃんとストーリーの中で、銃を使わないで素手で格闘する必然性が描かれる。それなしに素手で格闘しても、観ている側は「何で銃を使わないの? 」と思ってしまうのだ。特撮シーンはそれなりにがんばっているので、評価1にはしなかったが、きわめて1に近い作品だった。

【5段階評価】2

|

« (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT | トップページ | (363) 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価2の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (362) アベンジャーズ:

« (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT | トップページ | (363) 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 »