« (359) ジョーズ・アパートメント | トップページ | (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT »

2011年2月22日 (火)

(360) 大停電の夜に

【監督】源孝志
【出演】田口トモロヲ、豊川悦司、原田知世、宇津井健
【制作】2005年、日本

クリスマスイブに、関東地方で起こった大停電。その夜、繰り広げられる数々のドラマをつむいだ群像劇。

数多い登場人物と最も多くの関わりを持っているのは、おそらく佐伯遼太郎(田口トモロヲ)だろう。彼は、静江(原田知世)という妻がいながら、職場の女性、草野美寿々(井川遥)と不倫関係にあった。彼はこの日、入院中で老い先短い父(品川徹)から、今まで亡くなったと聞かされていた母親(淡島千景)が、実は生きていて、ほかの男と結婚していると聞かされる。
遼太郎は、母の小夜子に電話をする。小夜子は、夫の義一(宇津井健)に、昔、不倫で生んだ息子がいると告白する。義一は動揺し、家を飛び出す。
ほかにも、刑務所を出たばかりの男(吉川晃司)が、別れた妻(寺島しのぶ)と偶然再会し、産気づいた彼女を病院に連れて行ったり、天体観測をしていた少年(本郷奏多)が、双眼鏡で病院の屋上にたたずむ女性(香椎由宇)を見つけたり、キャンドルショップの女性店員(田畑智子)が向かいのバーの店長、木戸晋一(豊川悦司)を気にしていたり、ホテルで遼太郎に別れを告げられた美寿々がエレベーターにホテルマン(阿部力)とともに閉じ込められたり、といったドラマが描かれる。

それぞれが切ないようなほろ苦いような夜を過ごし、じわっとした感動が訪れる。派手ではないが、なかなかいい作品だった。

【5段階評価】4

|

« (359) ジョーズ・アパートメント | トップページ | (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (360) 大停電の夜に:

« (359) ジョーズ・アパートメント | トップページ | (361) マイケル・ジャクソン THIS IS IT »