« (348) 仮面の男 | トップページ | (350) 引き裂かれたカーテン »

2011年2月11日 (金)

(349) フレンジー

【監督】アルフレッド・ヒッチコック
【出演】ジョン・フィンチ、バリー・フォスター
【制作】1972年、イギリス

アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス映画。

舞台はロンドン。ネクタイで首を絞めて殺された女性が全裸で発見されるという連続殺人事件が発生する。警察は、素行の横暴なリチャード・ブレイニー(ジョン・フィンチ)が犯人だと考え、逮捕に向かう。しかし、本当の犯人は、その友人のロバート・ラスク(バリー・フォスター)だった。ラスクはブレイニーに罪を着せ、ブレイニーはオックスフォード刑事(アレック・マッコーエン)の先入観に満ちた捜査により、終身刑となる。しかし、拘置所でのブレイニーの叫びにただならぬものを感じたオックスフォードは、再捜査の末、ラスクが真犯人だと確信する。
ブレイニーは刑務所でわざと階段から転落して怪我を負い、病院に移送されると、他の患者の協力を得て病院を脱走し、恨みを晴らすべく、ラスクの家に向かう。ラスクの家のベッドに横たわる金髪の人間の頭を、鉄パイプで殴打するが、そこにいたのは、首を絞め殺された若い女性だった。そこに、ブレイニーが脱走したとの報告を受けたオックスフォード刑事が駆け込み、さらには、二人がいることを知らないラスクが、大きなトランクを引きずって部屋に入ってきた。ノーネクタイのラスクに、「ネクタイはどうした」とオックスフォードが尋ね、ラスクが観念したところで、映画は終わる。

映画と言うには、少々こじんまりした連続殺人事件であった。話は明快で分かりやすいが、真犯人の行動があまりにも雑な気がした。そもそも、自分のネクタイを使って首を絞めて女性を殺し、そのネクタイごと死体が発見されて、怪しまれないというのが変だし、殺す女性に抱きついたり、自分の部屋で殺人を行ったり、いくらでも証拠が見つかりそうな脇の甘さ。
最後も、ブレイニーの知略に満ちた復讐が展開されるというより、ただただラスクが愚鈍なだけという、あっけないエンディング。比較的評価の高い作品だが、個人的には今ひとつだった。ちなみに「フレンジー」とは、バーバリアンのアーツ、ではなくて、狂乱という意味の言葉だ。
それと、この映画、NHKで放映されたのだが、女性のおっぱい(バストトップも)が何度もはっきり映っていて、NHKはそのへん、こだわりないんだ、というのが印象に残った(結婚紹介所の女性が殺されるところは、半ば強姦シーンだったし)。

【5段階評価】2

|

« (348) 仮面の男 | トップページ | (350) 引き裂かれたカーテン »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価2の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (349) フレンジー:

« (348) 仮面の男 | トップページ | (350) 引き裂かれたカーテン »