(348) 仮面の男
【監督】ランダル・ウォレス
【出演】レオナルド・ディカプリオ、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコビッチ
【制作】1988年、アメリカ
ルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)が民を顧みない圧政を敷く時代。それを見かねた三銃士の一人、アラミス(ジェレミー・アイアンズ)が、仲間のアトス(ジョン・マルコビッチ)、ポルトス(ジェラール・ドパルデュー)とともに、ある作戦に出る。それは、鉄の仮面をつけられて牢屋に幽閉された、ルイ14世の双子の弟、フィリップ(レオナルド・ディカプリオ、二役)を助け出し、ルイ14世と入れ替えようというもの。その作戦をアラミスが打ち明けたとき、ルイ14世に仕えているダルタニアン(ガブリエル・バーン)だけは、忠義を理由に、協力を断った。
仮面舞踏会の日、作戦は決行される。部屋に戻ったルイ14世を襲い、まんまと入れ替えに成功するが、城を出ようとするところをダルタニアンに見つかり、フィリップは捉えられてしまう。フィリップを亡き者にしようとするルイ14世を見て、ダルタニアンもついに耐えきれず、アラミスらの作戦の手引きをする。ルイ14世の従えた軍勢に囲まれ、万事休すとなった彼らだったが、銃士隊に向かって突進し、堂々と散ろうとする。その姿を見て、銃士隊の隊員は感動を覚え、ついつい銃をそらしてしまう。激高したルイ14世は、短剣でフィリップを刺し殺そうとするが、ダルタニアンがその間に割って入り、短剣を背に受ける。ダルタニアンは、フィリップの父だったのだ。ダルタニアンは亡くなるが、彼らはルイ14世に仮面をかぶせ、今度こそ、入れ替えを成功させる。その後、フィリップは国王として見事に国を治めるのだった。
まあまあ楽しめる作品だった。フランスの話なのに、みんな英語を話しているのは、個人的には気持ち悪いのだが、アメリカ人なんかは、慣れっこなのかもしれない。
【5段階評価】3
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