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2011年2月 9日 (水)

(347) サイコ

【監督】アルフレッド・ヒッチコック
【出演】アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー
【制作】1960年、アメリカ

サスペンス映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督の作品。サイコ・サスペンスの名作。

1960年の作品であり、モノクロ画像で、音楽も少々古めかしいが、殺人シーンの「シャィン、シャィン、シャィン、シャィン・・・」という強烈な音楽と、オリジナリティあふれるカメラワークがきわめて印象的。

存在すると思われていた、ノーマン・ベイツの母親が、実はミイラで、二重人格者のノーマンが母親を演じていたという、驚愕のクライマックスが用意されている。声が完全に老いた女性のものだったり、多少、ずるいところはあるが、ノーマンの住む家の地下室で、背を向けて座っている老婆の椅子を回すと、眼の落ちくぼんだひからびた顔が大写しになるシーンには戦慄が走る。初めて観る人は、相当の恐怖感を味わえるだろう。

【5段階評価】4

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