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2010年12月28日 (火)

(310) ゲッタウェイ

【監督】サム・ペキンパー
【出演】スティーブ・マックイーン、アリ・マッグロー
【制作】1972年、アメリカ

スティーブ・マックイーン主演のクライムアクション。アメリカン・ニュー・シネマの香りも漂う作品。

刑務所を裏取引で出たドク(スティーブ・マックイーン)は、その代償として再び銀行強盗を行う。しかし仲間の裏切りに合い、彼らからの逃亡、そして闘争の末、メキシコに逃れる。ドクの妻、キャロル(アリ・マッグロー)は、夫の釈放のため、政界の実力者、ベニヨン(ベン・ジョンソン)に助けを求めていたのだが、ドクは、妻がベニヨンと寝たのでは、との疑いを持ち、彼女につらく当たり続ける。最後は信頼関係が修復し、二人で無事に逃亡する。

ドクが放つショットガンで敵がふっとばされるシーンには迫力があり、観る者に衝撃を与える。しかしまあ、古い映画なので、少々退屈な感は否めない。
ドクを裏切ろうとして、逆にドクから先制の一発を食らい、ドクに対して強い恨みを持ち、ドクを追いかける男、ルディ(アル・レッティエリ)は、撃たれた傷を治すために病院に押し入るのだが、そこにいた巨乳で頭の悪そうな妻といちゃいちゃし、その夫を奴隷のように扱いながらドクを追う。最終的に屈辱に耐えかねた夫は首をつって自殺してしまう。この挿話の必要性がよく分からなかった。

【5段階評価】2

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