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2010年12月23日 (木)

(305) 火垂るの墓

【監督】日向寺太郎
【出演】吉武怜朗、畠山彩奈、松田聖子、松坂慶子
【制作】2008年、日本

野坂昭如原作の小説を、スタジオ・ジブリがアニメ化したことで、きわめて有名な「火垂るの墓」。本作は、この実写版として作られた作品である。

時は太平洋戦争。冒頭から、黒こげになった死体が画面に大写しになるなど、写実的な描写で始まる。
神戸に住む清太(吉武怜朗)と節子(畠山彩奈)は、空襲で母親を亡くす。父は戦地におり、身寄りのない二人は、遠い親戚のおば(松坂慶子)を訪ねる。最初は追い返されるが、運んでいた甕(かめ)の中に大量の食料を入れていることに気付いたおばは、二人を招き入れる。しかし、彼女は、あらかじめ二人の母親が郵送した衣類なども、送られてきていないようなしらを切り、口実を設けては二人の食料を取り上げていった。母親の思い出の着物を売りさばこうとするおばに我慢ができなくなった清太は、ついに家を出てしまう。
知り合いの校長が一家心中を図った防空壕に住むことにした二人だったが、節子は次第に体力を失っていく。防空壕近くの池の近くを飛ぶ蛍の墓を作っていた節子だったが、ついに節子は息絶え、節子の墓がその横に並んだ。

主人公の清太と節子の母親、雪子役として松田聖子が抜擢されているのが興味深い。また、兄妹をいびる叔母の役を松坂慶子が演じており、これも見応えがある。節子役もはまっていた。ただ、伝説のアニメ映画に比べると、淡々としていてそれほど印象に残る映画ではなかった。

【5段階評価】3

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