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2010年11月 8日 (月)

(268) ナイル殺人事件

【監督】ジョン・ギラーミン
【出演】ピーター・ユスチノフ、ミア・ファロー、ロイス・チャイルズ、サイモン・マッコーキンデル
【制作】1978年、アメリカ

アガサ・クリスティ原作の推理小説の映画化作品。ナイル川を行く船上で起きる連続殺人に名探偵ポアロ(ピーター・ユスチノフ)が挑む。

富豪の美貌の女性、リネット(ロイス・チャイルズ)は、友人のジャッキー(ミア・ファロー)の依頼で、ジャッキーの婚約者、ドイル(サイモン・マッコーキンデル)を雇うが、ドイルはジャッキーを捨て、リネットと結婚してしまう。二人はエジプトに新婚旅行に向かうが、そこにはストーカーのようにつきまとうジャッキーがいた。
ナイル川を通ってスーダンに向かう客船の中、ジャッキーは酔った勢いでドイルを銃で撃ち、弾が脚に命中する。ジャッキーは乗客に連れられて船室に戻り、ドイルも部屋で手当を受ける。翌日、ドイルの妻リネットが頭に銃弾を受けて死んでいるのが見つかる。
船に乗っているのは、リネットの財産を狙う叔父、リネットのことを本に書いて名誉毀損で訴えられそうになっている女性作家とその娘、リネットの持つ真珠のネックレスを狙っている女性など、誰もが動機と殺害の可能性を秘めていた。その後、リネットのメイドが鋭利な刃物でのど元を切られて殺され、さらには、リネットのメイドを殺害した犯人を見たとポアロに告げた女性作家も、頭を銃で撃ち抜かれて殺される。
リネットを殺した犯人は、なんと脚に銃弾を受けたはずのドイルだった。ドイルがジャッキーに脚を撃たれたのは狂言で、撃たれたふりをしてジャッキーを乗客に連れて行かせ、自分は単身、リネットの寝室に入り込んでリネットを殺害。その後、自ら脚を銃で撃って、医者の到着を待っていたのだった。しかし、リネットの部屋に入るところをメイドに見られてしまい、メイドにゆすられていることをジャッキーに告げた。メイドと女性作家を殺したのはジャッキーだった。二人は今も恋仲であり、ドイルは財産目当てでいったんリネットと結婚し、後でジャッキーと結ばれるつもりだったのだ。

推理ものとしての完成度が高く、さすがはアガサ・クリスティといったところ。ジェーン・バーキンやオリビア・ハッセーなど、脇役も豪華なキャスト。

【5段階評価】3

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