(241) 死亡遊戯
【監督】ロバート・クローズ
【出演】ブルース・リー
【制作】1978年、香港、アメリカ
ブルース・リーの死後に制作された映画。
プロスポーツ選手を脅して大会を開催している犯罪組織のボス、ドクター・ランドは、映画俳優のビリー(ブルース・リー)を配下に従えようとするが、拒絶される。怒ったランドはビリーの暗殺を部下に命じ、ビリーは映画(実際の映画、「ドラゴン怒りの鉄拳」)の撮影中に顔を銃で撃たれる。その後、ビリーの葬儀が盛大に行われるが、実は彼は死んでおらず、手術で一命を取り留めていた。ランドへの復讐のため、ビリーはランドの手下との戦いに挑む。手下達は五重の塔の各階に待ち構えており、ビリーはそれを一人ずつ倒していく。最後は塔の最上階で待つランドを倒し、復讐を遂げる。
五重の塔での戦いは、設定としてはファミコンゲーム的な展開であり、現実離れしたアイディア倒れの感がある。戦闘シーンもあまり迫力を感じられない。ブルース・リーのトレードマークになっている、黄色に黒い線の入ったジャージ姿は、この映画で見ることができるが、実はこの服は、もともとビリーを襲う雑魚が着ており、変装のためにビリーが一時的に着たものである。
【5段階評価】2
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