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2010年9月29日 (水)

(234) 新ポリス・ストーリー

【監督】カーク・ウォン
【出演】ジャッキー・チェン、ケント・チェン
【制作】1993年、香港

実話を元にしたらしく、とことんシリアス。従業者を犠牲にして悪辣に稼ぐ不動産王、ウォン・ヤッフェイ(ロー・ガーイン)が誘拐される。犯人の一味の中には、現職の警部、ハン(ケント・チェン)がいた。台湾の捜索にハンとともに向かったエディ刑事(ジャッキー・チェン)は、犯人を追い詰める際、犯人と謎の言い争いをしているハンを不審に思うようになる。
誘拐現場の捜索中、ハンが事件に関わっていると見抜いたエディだったが、不意を突かれて逃げられてしまう。ハンは誘拐されたヤッフェイの妻をそそのかして身代金を入金させると姿をくらます。エディは誘拐現場に残されていたジャンクフード店のレシートを頼りに張り込みを続け、ついにハンら犯人一味を見つける。ここからはジャッキー・チェンの大迫力のアクションが展開。重たいテレビを投げつけたり、本当に相手を殺そうとするような格闘で、ジャッキー・チェンの映画にあるどことなくコミカルな印象がない。撮影のすさまじさも伝わってくる。
ハンを追い詰めたエディ。ハンは、危険と隣り合わせの刑事の仕事がいかに不遇かを吐露し、誘拐されたヤッフェイの居場所を教えようとしない。エディはハンを連行し、漏れたガスに引火して火の海になったビルから出ようとするが、部屋に閉じ込められた子どもを見つけると、ハンを置いてその子を助けようとする。逃走路の扉に鍵をかけ、エディをまいて逃げようとするハンだったが、火災によって弱くなった床が抜け、階下に落ちて動けなくなってしまう。エディは、倒れたハンのもとに駆け寄り、ハンを助け起こそうとする。しかし、ハンは、幼い子どもと自分の二人を同時に助けることなどできないと悟り、エディに「その子を連れて逃げろ」と伝え、ついに誘拐されたヤッフェイの居場所を告げる。ハンはその直後、天井から落下したがれきに埋まって死亡。エディは何とか子どもを助け出し、事件は解決する。

全体を通してシリアスな展開で、ジャッキー・チェンの主演作品としては異質だが、アクション・シーンの迫力は、別の意味ですばらしい。

【5段階評価】4

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