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2010年9月14日 (火)

(222) プレデター2

【監督】スティーブン・ホプキンス
【出演】ダニー・グローバー、ゲイリー・ビジー
【制作】1990年、アメリカ

プレデター」の続編。前作はジャングルが舞台だったが、本作はロサンゼルス市街でプレデターと人との戦いが繰り広げられる。

オープニングはコロンビアの麻薬マフィアと警察との銃撃戦。ハリガン刑事(ダニー・グローバー)はアジトへの突入を強行するが、そこにはすでに皆殺しにされたマフィア達の死体が転がっていた。逃げようとしたマフィアのボスも、何かにおびえ、ビルの屋上から転落死する。惨劇の主は、もちろんプレデターである。しかしハリガンは知るよしもない。そこに麻薬取締局のキース(ゲイリー・ビジー)が現れ、捜査の主導権を握る。
そのことが腑に落ちないハリガンは、仲間にキースを尾行させ、彼が単なる麻薬取締局の人間ではないことを突き止める。ハリガンの仲間の刑事が、殺害現場に残された、矢尻のようなものを見つけるが、それを手にした瞬間、プレデターに殺されてしまう。その矢尻は、地球上に存在しない材質でできていた。一連の事件は、地球の外から来た生命体のしわざではないかと考え始めるハリガン。
そんなある日、地下鉄で移動していたハリガンの仲間達は、チンピラが一般市民に銃を向けているところに出くわし、それを沈静化しようとする。そこにプレデターが出現。地下鉄は停車し、多くの乗客は逃げることができたが、しんがりを守っていたハリガンの仲間の命がまたも失われた。
怒りに燃えるハリガンは、現場から犯人の後を追うが、キースの率いる部隊に取り押さえられた。実はキースは、かつてベトナムのジャングルに現れたプレデターのことを知っており、プレデターの捕獲を目的として行動していたのだ。プレデターが食肉工場に現れることをつきとめたキース達は、工場に罠を仕掛け、プレデターを生け捕ろうとする。しかし、プレデターの想像を超えた戦闘能力の前に、キース達の部隊は次々と倒されていく。
キース達の基地となっている車のモニターでそれを見ていたハリガンは、工場に潜入し、死闘の末、プレデターにショットガンを連射して瀕死の重傷を負わせる。しかし強い生命力でプレデターは起き上がり、ハリガンに襲いかかる。そこに、生き残っていたキースが割って入り、プレデターを生け捕ろうとする。しかしキースは、プレデターが投じた鋭利な円盤状の武器により、殺されてしまう。
負傷したプレデターとハリガンは、建物の屋上に登る。プレデターは落下しそうになるが、隣接するマンションに飛び移り、エレベータの下の地面を割って地下に逃げ込む。プレデターの残した円盤状の武器を手にして、プレデターを追うハリガンがたどり着いたのは、プレデターの宇宙船だった。そこでプレデターの逆襲を受け、絶体絶命の窮地に追い込まれるハリガンだったが、最後に渾身の力で円盤状の武器をプレデターのみぞおちに深く突き刺し、プレデターの息の根を止める。
その直後、周囲に何体ものプレデターが現れる。観念したハリガンは武器を落とし、やけくそになって「OK。次は誰だ」と啖呵を切るが、プレデター達はハリガンを無視して倒れたプレデターを担ぎ上げると、船内の奥に帰って行った。最後に残った一人が「とっておけ、勇者よ」と言って古びた銃(日本人にはなじみがないが、かつて悪名をとどろかせた凶悪な海賊の持ち物)を投げつけ、その場を後にする。

迫力があり、よくできた作品だった。プレデターは、狩猟民族として描かれており、宇宙船内には、人間が鹿や熊の剥製を飾るように、人間とおぼしき骨を飾っている。その中には、明らかに映画「エイリアン」に登場するエイリアンとしか思えない頭蓋骨も飾られていて、映画ファンをニヤリとさせる。実際、その後、「AVP(エイリアンvsプレデター)」という映画も作られており、これもB級映画のようで意外と面白い。
それにしても、アメリカ映画って、さえないおじさんが主役のことが多い。RPGでも、日本だと少年が主人公なのが定番なのに対して、アメリカはよくて青年、ふつうは大人が主人公だし、国民性の違いなのだろう。

【5段階評価】4

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