(190) スター・ウォーズ/EPISODE4 新たなる希望
【監督】ジョージ・ルーカス
【出演】マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー
【制作】1977年、アメリカ
スター・ウォーズ第1作。オープニングのタイトルロゴとともにオーケストラの「ジャーーン、ジャジャジャジャーン・・・」と始まる独特のスタイルは、スペース・オペラと呼ぶにふさわしく、全編を通じて、とにかくよくオーケストラの演奏が流れている。
1977年に作られているにもかかわらず、ミレニアム・ファルコン号やXウィングなどの戦闘機の飛行シーンや、地上でのランドスピーダーの走行シーンなど、特撮であることの違和感を感じないできばえ。人間以外の生物の造形も楽しく、R2D2のロボットでありながら愛らしい動きなど、見所がたっぷり。
話は、帝国軍の圧政に挑む反乱軍の戦いを描いており、フォースの修行を積むルーク(マーク・ハミル)が主人公であるが、密輸物資の運搬を請け負うアウトロー、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)も魅力的な存在である。ちょっと悪いが憎めない脇役が主人公以上に活躍するところは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウにも通じるところがある。
金儲けにならないことには興味がないと、一度は反乱軍の作戦から離脱したハン・ソロ。しかし、ルークがダース・ベイダーに追われ、撃墜されそうになるという危機に、ミレニアム・ファルコン号で舞い戻ってくる。逆光の中、雄叫びを上げながらハン・ソロがつっこんでくるところが、一番の見所だなという気がする。
【5段階評価】5
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