(158) ジュマンジ
【監督】ジョー・ジョンストン
【出演】ロビン・ウィリアムズ、ボニー・ハント、キルスティン・ダンスト、ジョナサン・ハイド
【制作】1995年、アメリカ
CG特撮をふんだんに使ったコメディタッチのファンタジー。多少ホラー映画めいた恐怖感もただよった作品。
靴工場の息子、アランは、工場の工事現場で、「ジュマンジ」と書かれた、古びたすごろくゲームを見つける。ガールフレンドのサラとプレイしてみるが、さいころの出た目でとまったマスに書かれていることが現実に起こり、サラはコウモリの大群に襲われ、アランはゲームの中に吸い込まれてしまう。
アランの住んでいた家に引っ越してきた姉弟のジュディ(キルスティン・ダンスト)とピーター(ブラッドリー・ヒアース)は、そのすごろくを見つけ、やり始めるが、巨大な蚊やライオンに襲われる。そこにゲームの中で成長し、大人になったアラン(ロビン・ウィリアムズ)が現れ、当時、ゲームを一緒にプレイしたサラ(ボニー・ハント)とともに、4人でゲームを続ける。巨大で凶暴な植物や、いたずら好きのサル、サイやゾウ、シマウマの大群の大疾走、アランを付け狙うハンター、はては大洪水など、さんざんな目に会うが、ついにアランはゴールにたどり着き、ゲームから登場した様々な厄災は、すべてゲーム盤のなかに吸い込まれる。
抱き合うアランとサラ。抱擁をとくと、そこにいたのは、ゲームをしていた子どもの頃のアランとサラだった。二人は結婚し、数年後、友人夫妻の子どもとして、彼らと顔を合わせたのが、ジュディとピーターだった。二人は一緒にジュマンジをプレイした子どもたちとの再会を喜び、映画は終わる。
特撮に登場するライオンやサルは、いかにもCGと分かる、若干コミカルな造形。クモも明らかに作り物という感じで、ある程度、見るものの恐怖感を和らげてはいるが、基本的に主人公たちはワニやら謎の植物やらに襲われまくるので、動物パニック映画のような趣もある。
ロビン・ウィリアムズは、「インソムニア」では怪演を見せていたが、基本的には、この手のコミカルな映画が似合う。子役のキルスティン・ダンストは、「スパイダーマン」の彼女役。見たことあるなぁ、と思ったら、やっぱりそうだった。
【5段階評価】4
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