(157) ワイルド・スピードX2
【監督】ジョン・シングルトン
【出演】ポール・ウォーカー、タイリース・ギブソン、エバ・メンデス
【制作】2002年、アメリカ
犯罪組織のボスを相手に、元警官のストリートレーサーが、優れたドライビングテクニックを武器に、かつての仲間と活躍する。「ワイルド・スピード」の続編。
元警官のブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は、深夜の路上で行われる不法ストリートレースのドライバー。優秀な技術を持つが、レース現場に警察が現れ、逮捕されてしまう。しかし警察から、犯罪組織を一網打尽にする計画への協力を要請される。彼は相棒として、かつてのレースのライバル、現在服役中のローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)を指名する。
ブライアンのせいで逮捕されたと考えていたローマンは、はじめはブライアンと反目するが、次第に二人の間に強い信頼関係が生まれる。彼らは、スパイ役として組織にあらかじめ入り込んでいたモニカ(エバ・メンデス)の協力のもと、犯罪組織のボス、カーター(コール・ハウザー)に接近する。
二人はドライビングテクニックを生かしながら、カーターの組織の中での地位を確立していくが、ついに彼らが警察の手先だということが見破られる。カーターはモニカを人質にしてクルーザーで逃亡するが、ブライアンはローマンとともに、乗っているクルーザーに車ごとつっこみ、彼の逮捕にこぎ着ける。
迫力あるカーアクションシーンでは、カメラワークが秀逸。どうやって撮っているんだろう、というほど、車の遠景、ドライバーの表情、次の車のドライバー、というように、次々とカットなしの映像が展開していく。また、主人公の乗る車が、ニッサンや三菱の車であるところにも親近感が沸く。おそらく日本でこの手の映画が作られたとしても、韓国車やインドの車は使われないのではないかという気がする。日本車が、こういうヒップホップの音楽に乗りながらBGVのように展開する自動車の走行シーンで使われているというのは、単純に嬉しかった。
【5段階評価】4
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