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2010年5月15日 (土)

(127) 深紅

【監督】月野木隆
【出演】内山理名、水川あさみ、緒形直人
【制作】2005年、日本

野沢尚原作の小説の映画化作品。

修学旅行中に家族4人を惨殺された娘、秋葉奏子(内山理名)と、その犯人で死刑囚となった都築則夫(緒形直人)の娘、未歩(水川あさみ)。奏子は未歩がどういう暮らしをしているのかを知るため、事件を追うルポライター(平田満)から未歩の住所を聞き出す。
奏子は未歩が勤めるバーを訪れ、自分が殺された家族の娘だということは伝えずに未歩に接近する。ほどなく二人は親しくなる。結婚して幸せそうな未歩を見て、一時は憎しみを抱く奏子だったが、実は未歩は、夫の明良(内田朝陽)から激しいDVを受けていた。それが原因で流産した未歩に、奏子は「未歩の夫は人間のくずよ、殺してしまえばいいのよ。」とそそのかし、完全犯罪に協力することにする。
奏子には、家族を殺された事件のあった日以来、ときおり、特殊な精神的発作が生じることがあった。家族の急を知らされて、修学旅行先の旅館から病院まで、タクシーで移動した深夜の4時間の記憶を追体験し、その間、気を失ったように動かなくなるのだ。
犯行を実行しようと家を出る未歩を見送るとき、その発作が起きる。美歩は奏子を気遣いつつも家を出る。追体験の発作に陥る奏子。その追体験の中に未歩が登場する。そこでのやりとりを通じて、奏子は未歩に殺人をさせてはいけないと思いとどまる。
奏子が未歩のいる現場に駆けつけると、そこには、明良の脳天を殴りつけ、呆然としている未歩と、昏倒した明良がいた。奏子は、とどめを刺そうとする未歩から凶器を奪い取ると、未歩を説き伏せ、二人でその場から立ち去る。かくして殺人は未遂に終わり、明良への暴行は、同業者の恨みによるものとみなされ、迷宮入りした。
故郷に戻る未歩を駅前のデッキで見送る奏子。ここで二人のキスシーン。お互いの連絡先を携帯に登録していた二人だったが、まるで示し合わせていたかのように、互いの連絡先を携帯のメモリーから消去したのだった。

映画の魅力は、内山理名の美しさかな。山口智子にも少し似たような、上品な感じ。最終的にはいい人すぎる気もするが、ドロドロしすぎなくてよかったと言える。序盤のタクシーのシーンは恐怖映画のようでもあり、なかなか印象的。

【5段階評価】3

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