(126) スパイダーマン3
【監督】サム・ライミ
【出演】トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、トーマス・ヘイデン・チャーチ
【制作】2007年、アメリカ
「スパイダーマン」シリーズ3作目。これまたアメコミヒーロー。
本作のスパイダーマン(トビー・マグワイア)は、宇宙から降ってきた謎の黒い生命体にとりつかれ、負の感情が暴走するブラックスパイダーマンとなり、愛する叔父を殺した脱走犯(トーマス・ヘイデン・チャーチ)に復讐を挑む。脱走犯は、謎の化学実験に巻き込まれ、サンドマンとなる。
サンドマンを追うスパイダーマンだったが、サンドマンは、難病を患う愛娘を救うためのお金ほしさに強盗をたくらむも、はずみで叔父を撃ってしまったということが明らかとなる。それを知ったスパイダーマンは、彼を許す。砂となって飛び去っていくサンドマン。
まあ、面白いっちゃあ面白いが、スパイダーマンがか弱き町の人を助けたり巨悪に立ち向かったりというより、かなり個人的な事情で戦っているという感じではある。大都会を飛び回るシーンは、相変わらず迫力があるが、序盤のチェイスシーンは、観ている側もすごさに慣れてしまって、どうせ主人公は大丈夫なんでしょ、という感じで観てしまう(指輪をなくしそうなところはハラハラするが)。ぽっちゃり系のヒロインも、評価が分かれるところかもしれない。
【5段階評価】3
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